東京・銀座のソニービル(東京都中央区銀座5-3-1)で、ソニーが新開発した360度どこからでも立体に見える裸眼立体視ディスプレイが展示されている。動画表示に対応し、3DCGアニメーションを再生していた。 直径13センチ、高さ27センチと小型の円筒形。角度1度ごとに360種類の画像を同時表示することで立体に見えるようにしている。発光素子はLEDで、解像度は、96(縦)×128(横)ピクセル、24ビットフルカラーに対応する。 動画表示デモの公開は今回が初めて。絵本「リサとガスパール」に登場するキャラクター「リサ」と「ガスパール」が広場にある池の周りを走ったり、ボールで遊ぶ、というオリジナルアニメを再生していた。背景も360度作りこんだとしており、見る場所によって見える背景が変わる。 ディスプレイにDVI接続したPCからデータを送って再生している。動画データの再生形式や、CGアニメーションの制作