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本郷の喫茶店でのんびり珈琲を飲んでいたら、後ろの席の話し声がぼそぼそと聞こえてきた。去年の春、まだ毎日の予震におびえていた時期のことだ。その喫茶店も半地下の穴蔵のようになっていて、もし大きな揺れがきたらどう逃げるべきかと思いながら、低い天井を見上げていたら、声が耳に入ったのだ。話し声は、口調からいって年配の学者らしい。それも、遠くから来てひさしぶりにまみえた旧友同士という感じだ。近くの大学で、複数学会をまたいだシンポジウムがあって、その帰りだったらしい。 その人たちは、原発事故の危機対応について話しているようだった。理工系の学者なのだろう。「リスク・コミュニケーション」という言葉も聞こえた。これは分かったようでわからない用語なので、わたし自身はあまり好きではない。ともあれ、不安におびえる住民大衆に向けて、どう冷静に事象を伝えて余計な心配を取り除くか、といった文脈が議論のようだった。放射線量
「高木浩光@自宅の日記 - Tポイント曰く「あらかじめご了承ください」」というエントリーによってTポイントツールバーは「騙す気満々の誘導」であると指摘、その2日後にTポイントツールバーのダウンロードが一旦停止されたり、ほかにも「ダウンロード刑罰化で夢の選り取り見取り検挙が可能に」「ローソンと付き合うには友達を捨てる覚悟が必要」「武雄市長、会見で怒り露に「なんでこれが個人情報なんだ!」と吐き捨て」「やはり欠陥だった武雄市の個人情報保護条例」というように、次々とセキュリティに関して絶大な影響を与え続けてきた独立行政法人産業技術総合研究所の高木浩光(通称:ひろみちゅ)氏によるCEDEC2012の講演が、非常に秀逸な内容となっており、ゲームに限らず、スマートフォンまでも含めてそもそも「個人情報」とは一体何か?ということから、個人情報の現在の扱い、プライバシーに関して今後あるべき方向に至るまで、縦横
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:服に柄を描くならゲルインクボールペン
サムスンがアップルをコピーしたとかしないとか、どうでもいいことだ2012.08.22 21:00 satomi (サムスン-アップル戦争は最終のCEO同士の和解交渉も決裂、陪審評決に移る運びとなりましたが、そんな中、ハーバード・ビイジネス・レビューのジェームズ・オールワース(James Allworth)氏が、そもそもコピーされて訴えること自体どうなんだろう...と疑問を提起しています) ここ数週間ウェブはアップルvsサムスン訴訟の話題で火がついたような騒ぎだ。この訴訟は普段滅多に見れない両社の経営の舞台裏を垣間見る絶好の機会となった。裁判の争点は「サムスンはアップルをコピーしたのか?」 だが、ハイテク産業のイノベーションの未来にとってもっと遥かに重要な問いが他にあると僕は思う。サムスンがアップルをコピーした、コピーしなかった ーー 司法の判断がどっちに転んでも構わんが、企業が互いにコピー
財務経理といえばExcel、Excelといえば財務経理。といっても過言ではないぐらいに、財務経理業務と「Microsoft Excel」に代表される「表計算(スプレッドシート)ソフトウェア」とはゆかりが深い。 この深い関係はいつから始まったのか? 財務経理業務へのスプレッドシートの活用はこれからも続くのか? 近い将来に到来するIFRS(国際財務報告基準)への対応も踏まえ、経理業務とExcelの関係について概観します。なお、以下の文中における見解は特定の組織や団体を代表するものではなく、筆者の私見です。 Excelで作る業務資料が「ブラックボックス化」しやすい理由 連載第1回「私たちがExcelをこれほど使う理由」では、財務経理業務にExcelが深く入り込んでいる現状とその重要さについて振り返りました。ここではもう少し踏み込んで、Excelを業務で利用することで生じるリスクや対処法を考えてみ
「SaaSを事業の柱に育てる」――2008年4月、弥生の岡本浩一郎社長が自らの就任会見でそう宣言してから4年。同社は今年7月、満を持してSaaS型の経営支援サービス「やよいの店舗経営 オンライン」を発表した。 しかし、なぜ「弥生会計」「やよいの青色申告」などの主力パッケージ製品ではなく、経営支援の分野でSaaSを始めるのか。「意外だと思う」と岡本社長は言う。4年前の就任会見当時は「会計ソフトをSaaS型で提供するという発想だった」ものの、次第にクラウドに対する考え方が変化してきたという。 岡本社長によると、会計ソフトのSaaS版を出さなかった理由は大きく2つ。1つ目は、「現時点で提供できるものとユーザーが求めるものとの間にギャップがある」ということ。もう1つは、同社のビジネス戦略の変化にあるという。 提供できるものとユーザーが求めるものとのギャップについて、岡本社長は「現時点で既存の会計ソ
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