Appleは米国時間2月21日、同社モバイルおよびタブレット向けOSの最新版「iOS 7.0.6」を公開した。この最新版には、SSL接続の問題に対する修正が含まれる。 ただしAppleは、今回の修正が何に関連するものかを明確には説明しなかった。修正の対象となった問題の深刻度が高いことから、Appleは、「iPhone」「iPad」向けに現在開発中の次期アップデート版「iOS 7.1」が3月中旬にリリースされる見通しであるにもかかわらず、新たなアップデートを先にリリースしている。 iOS 7.1は、新機能の提供がほとんどない代わりにバグや設計面での問題を修正する中間アップデートで、その登場6カ月後には、Appleが同社モバイルOSの次期メジャーバージョンである「iOS 8」をリリースすることも期待されている。 21日のアップデートの約3週間前には「iOS 7.0.5」がリリースされている。i