「シェア」という概念が広がりつつある近年、シェアハウスに住む人が増え、さまざまなメディアでシェアハウス特集が組まれるようにもなった。シェアハウスといっても、すべてをひとくくりにするのは難しく、多種多様なテーマを持ったシェアハウスがあるようだ。ただ暮らしをともにするだけではなく、住人みんなでクリエイティブな活動をしている個性的な「ギークハウス」を訪ねてみた。 ギークハウスは、ネットやコンピュータが好きな人が集まった、ギーク(技術オタク)向けのシェアハウス。各地にあり、「ギークハウスプロジェクト」と呼ばれるプロジェクトのもと、それぞれが独立した形で運営されている。 玄関には男ものの靴が大量に 今回訪れたのは、東急東横線・新丸子駅(神奈川県川崎市)から徒歩8分ほどの距離にある「ギークハウス新丸子」。団地の一角にある一軒家は一見すると普通の家だ。中からは男子たちの楽しそうな声が聞こえてくる。出迎え
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