今回は、大ヒット中の映画「鬼滅の刃」に絡めて、 現在の日本のコロナの状況を取り上げた、 米ニューヨーク・タイムズ紙の特集記事からです。 早速ですが以下が要点になります。 「アメリカでは、映画館が開いているとすれば、 空席の海の中で作品が上映されるだろう。 しかし日本では、とあるアニメ映画が、 日本史上最大の週末興行収入を記録していた。 大ヒットした漫画を原作とする『鬼滅の刃 無限列車編』は、 ファンはもちろんのこと、客足を取り戻したい映画関係者、 その双方から数ヶ月前から熱い期待が寄せられていた。 いざ公開されると、全ての期待を上回り、 340万人以上がチケットに4400万ドルを支払った。 この作品は日本国内でしか公開されていないにもかかわらず、 他の全ての国の週末興行収入を合わせた数字を上回っている。 この映画の成功は通常の状況下でも異例と言える水準だが、 現在のコロナ禍においては特別な
