新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船、 「ダイヤモンド・プリンセス」で隔離されていた乗客の内、 感染が確認されなかった約500人の下船が19日に始まり、 下船した日本人以外の乗客乗員は、順次帰国しています。 乗客乗員を船内に留めて検疫を行うという日本政府の対応に対し、 WHOで緊急事態への対応を統括する担当者は、 「当時としては明らかに好ましかった。 感染が広がった後も現実的に対応を修正していった。 事後的に是非を判定するのは簡単なことだ」と述べています。 一方で、海外メディアからは日本の対応に否定的な記事も。 先日にも「基本的人権の侵害」と日本を批判したワシントンポストは20日、 船内の感染症対策を動画で批判した神戸大教授の岩田健太郎氏の話を元に、 「専門家曰く、日本の対応は完全に不適切だった」と題した記事を掲載。 「新型コロナウイルスが急速に広がったとはいえ、 日本政府の対応