富士通やパナソニックなど「イノベーションが生まれる空間を作りたい」と考える企業が場づくりに挑戦している。しかし、「場」を作るだけで画期的なアイデアが生まれることはない。イノベーションの芽を生み出す「創造空間」の設計が必要である。「創造空間」には一体何が必要なのだろうか? 「オフィスの再発明」とは? 近年、富士通やパナソニックなど、日本企業が組織内外の多様な人が集い、アイデアを出し合って実践していく「場作り」に挑戦している。しかし、ただの「場」だけでは何も生まれない。イノベーションの芽を生み出す「活動」を作るには、ソフト面での設計も必要である。 7月上旬、ロフトワーク主催で行われた「A CREATIVE SPACE for INNOVATION ー 未来をカタチにしていく創造空間のつくり方」では、働き方や仕事を変える「オフィス再発明への挑戦」について語られていた。オフィスを考えることは「働く