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ブックマーク / wsp.sponichi.co.jp (7)

  • 真の強者になるために【西部謙司】│スポニチワールドサッカープラス

    真の強者になるために 【西部謙司】2010年06月30日 パラグアイに負けなかったが、勝てなかった。今後の強化方針は、ここから語られることになる。 日の守備はよかった。4試合で2失点、2試合は無失点。ポジショニングの的確さと移動の速さ、それを手抜きなくやり続ける緻密さは、日の大きな長所だ。それが今大会ベスト16の原動力でもある。 一方、得点は4試合4ゴールだが、2試合は無得点。点をとらせないことはある程度できるようになったが、点をとるほうはまだまだ。W杯に初参戦した98年はアルゼンチン、クロアチアの強豪相手にどちらも0-1だった。ベスト8を逃した02年のトルコ戦も0-1。今回は0-0のPK戦だったが、攻撃力不足という課題に直面して大会を去ることになったのは同じである。 攻撃力を上げるにはFWを育てる必要がある。大会に入ってから1トップに起用された田圭佑は素晴らしいプレーぶりだった

  • 幻の王国と、王族の傲慢【海外通信員】│スポニチワールドサッカープラス

    幻の王国と、王族の傲慢 【海外通信員】2010年06月24日 代表の歴史的壊滅から一夜明けたフランスは、恥辱と憤怒に覆われている。 フランス人はいま、どす黒い瓦礫と廃墟の野を茫然と見つめ、その上に広がった、妙にそぐわない青空を仰いでいるところだ。道ゆく人々の手の中では、「ひとつの世界の終焉」と印刷されたレキップ紙の大見出しが揺れている。 この原稿を書いている現在(23日夜)、レ・ブルーはパリに向かう機内にいる。このうちアンリは、24日午前にも大統領宮殿に迎えられ、大統領と会談するという。 一部選手たちは、「近く真実を語る」と語った。それが醜い報復劇や自己正当化劇となるのか、建設的な言葉の解放となるのかは不明で、まだ謎も多い。その詳細は、追って明らかになるだろう。 だがそれを待つ間にも、惨劇の原因を大枠で検証することは可能だ。なぜならこの結末は、2年前からすでに、物語の最終ページに書

  • 苦く悲しい「つなぎ」なき勝利【金子達仁】│スポニチワールドサッカープラス

    苦く悲しい「つなぎ」なき勝利 【金子達仁】2010年06月17日 氷雨の降りしきる国立競技場。観客の大半は在日のコリアン。水たまりで止まったボール。すくいあげた原博実の右足。1―0。終了のホイッスルが鳴った瞬間、まだ学生だったわたしは号泣した。日北朝鮮に勝った。押されっぱなしだった試合に勝った。試合のレベルはお粗末だったけれど、W杯メキシコ大会に少しだけ近づいた。嬉(うれ)しくて、信じられなくて、号泣した。 だから、喜ぶファンの気持ちは痛いほどにわかる。大いに喜んでいい。サッカーというスポーツにより深く興味と愛情を持ってもらえれば、この勝利は大きな意味を持っていたということにもなる。 わたしは、喜べない。 守って守って守り抜いたという点、そして試合自体のレベルが低かったという点において、今回のカメルーン戦と85年の北朝鮮戦は似た部分がある。だが、決定的に違っていたのは、北朝鮮と戦った

  • この勝利を手放しで喜んでいいのか【山内雄司】│スポニチワールドサッカープラス

    この勝利を手放しで喜んでいいのか 【山内雄司】2010年06月16日 田のゴールに興奮した。カメルーンの反撃には「もちこたえてくれ」と神にもすがる思いだった。終了の笛に「よっしゃ」とガッツポーズした。 だが、それは私の日人としての血が能的にそうさせただけであり、勝点3奪取の喜びも瞬間的なものでしかなかった。ほどなく襲ってきたのは、言い様のない虚しさと不安。日当に求められたのは、果たしてこの勝利なのか。 『ここまでのところ最大の番狂わせ』と報じた海外紙もあったそうだが、だとしたらそれは日ではなく、カメルーンが演じたものだ。どこから観てもカメルーンはヘボかった。「不屈のライオン」どころか、「不憫な」あるいは「不遜の亀」だった。 ルグエン監督との不仲が噂されるエマナやカメニ、A・ソングといった主力がスタメン落ちし、代役は代表初選出や経験不足の選手たち。運動量も連携も、球際の厳しさ

    shiko-tama
    shiko-tama 2010/06/17
    山内さん少し落ち着いて!! と思いつつ、その気持ちわかります。同じです。この4年間はなんだったんだろう。
  • フロンターレはチャリティーをやってほしい【戸塚啓】│スポニチワールドサッカープラス

    フロンターレはチャリティーをやってほしい 【戸塚啓】2009年11月04日 ナビスコカップ決勝戦で敗れた川崎フロンターレの選手たちが、試合後の表彰式での態度をめぐって批判にさらされている。セレモニーにふさわしくない態度が見受けられたとのことで、スポニチの記事によると、『Jリーグや協会幹部へ背を向けたり、ふてくされて座り込んだり、手すりにもたれかかったり、握手をしなかったり』した選手がいたという。 テレビ中継で確認すると、指摘されている部分はちょうどCMとかぶっていた。ただ、メインスタンドから降りてくるほとんどの選手たちは、メダルを首にかけていなかった。憮然とした表情からは、怒りにも似た悔しさが伝わってくる。ファイナルに賭ける思いは、それほど強かったのだと思う。 準優勝に終わったチームが、表彰式に意味を見つけるのは難しい。フロンターレだけでなく、どのチームでも同じだろう。悔しさは募るばか

    shiko-tama
    shiko-tama 2009/11/05
    深夜に勢いで書いたラヴレターをそのまま入稿みたいな
  • もし、自分がマチャラ監督だったら【西部謙司】│スポニチワールドサッカープラス

    もし、自分がマチャラ監督だったら 【西部謙司】2008年09月03日 いよいよワールドカップ最終予選が始まる。緒戦の相手は3次予選でも対戦しているバーレーンだ。 ここで相手の立場になって考えてみよう。自分がバーレーンの監督だったら、日とどう戦うだろうか。以下、もし僕がマチャラ監督だったら…。 最も警戒すべきはセットプレーだ。遠藤、中村俊の正確なキックと中澤、闘莉王の高さは十分に注意しなければならない。3次予選では封じることができたが、なるべくファウルしないことが肝心。とくに相手が背を向けているときには当たりに行かないこと。日のアタッカーには、それほど突破力も決定力もないので慌てる必要はない。 日はサイドバックのオーバーラップからの攻撃を得意としているが、中央に高さのあるストライカーがいないので、ニアポストを重点的にケアしておけば決定機にはなりにくい。日のロークロスが“ストライク”

    shiko-tama
    shiko-tama 2008/09/03
    今度自分もこういうことやってみよ
  • 走ることの意味【山内雄司】 - スポニチワールドサッカープラス

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