ネット上の流行り言葉がおじさんに使われたら、それはもう流行りの終わりなんだそうだ。そこて想定される「おじさん」より、たぶんわたしの方が年は上。 息子が来ている。息子が家を出てから2年が過ぎた。あの子がいない日常にもすっかり慣れた。 盆暮連休に戻って泊まる。いろいろ用意するが、ちょっとめんどくさい。 反抗期らしい反抗期は無かった子なのだが、自活するようになり家事をするようになり。 それでなんか自信をつけたのか、家に戻ると洗剤だの家事だのなんだのになんか気がついて、なんか言ってくるのウザい。 息子が戻る前に、気がつかれそうな場所をていねいに掃除する。台所のスポンジも新しいのに取り替えた。 かわいいかわいいかわいい宝物だったことなんて、思い出とアルバムの中にしかない。 今、目の前にいるのは、なんかでかくてうるさくてウザい。でもけっこう気は合う青年だという話。 ところが。自分でもびっくりしたのだが