よしもとばななの吹上奇譚を（4）まで読んだところでとある登場人物が誰かに似ている誰だっけ･･･と考えていたら、メノウさん　縞瑪瑙の夢の国で劫初を想うinはてな　だと気づいた。わたしのブログの友達メノウさん、文章でしか知らない彼女とこの物語に登場する彼女はとっても似ていて、見えない人と見えない人が似ているってことあるの、という自分から自分への問いにも不動如山。 プラムソルダムネクタリン

嫌いとても嫌いきらいキライとへーきで思う心の持ち主、それが私だ。まるで「俺はこういう男だ」と開き直りのビックダディーにインスパイアされてうまれたグレイテストショーマンのThis is meのような。差別的な感性があることを自覚してるが捨てない。いわば偏見は自己肯定感を補強する一つの要素。自分に対する差別とタイマンを張るときに有効な剃り込み・メンチ・ボンタン。 今夜、沖縄に行ってみよう

西日がまぶしくて運転困難状態。でもきれいだ。死後の世界で神様が「あなたはあの日あの時あの場所で運転中すごくまぶしいということを体験するためだけに生まれてきたんだよ」と言う。ええっ人生の目的ってそれだけだったのわたしの人生の目的って。 みてみて楳図かずお先生のコスにした

やりたくないことがあり、頭のかたすみにいつもそれはあるけれどでもやらないでいると、それよりもっとやりたくないことが出てきて、そうだあれやるんだと取り掛かる。ふたつのちからABの拮抗に作用するC。力学的なエネルギー的なわたしには到底理解の及ばない数式で示される現象の一因に、いつのまにかわたしはなり、クッキー缶の整理をする。中には画鋲・クリップ・ダブルクリップが入っている。 なんでこれを先に　そしてブログまでかくか

“本棚を断捨離したよ　売りに行ったら1670円になったよ　いもちゃんの本は捨ててない　お盆にきたとき見てね”　とメールしたら“ねいまん、この暑いのに断捨離だなんて勇者だわ！だんじりじゃなくて断捨離よね”　って返ってきたから笑っちゃった。 雨の海水浴

沼田真佑の短編小説　影裏　文章は美しいと思うところもあれば、読みにくい、唐突だ、など立ち止まらせる要素もあって、疑問のうちにもいつの間にか、主人公の皮膚の下に潜っていて、わたしは釣りをし、草むらからバッタが跳ねる道を見たよ。心さえも。戻ってこれてよかった。確信の他人体験装置的文章。 川の様子を見に行くふたり

次の選手は上から下にすべってくる間に転んでしまった、派手な叫び声さえあげて。だいじょうぶなのだろうかとこわばり構えるわれわれの前を、選手はゆっくり起き上がりすべってゴーグルをはずした。その時にわれわれは春が来たことに気づいた。藤原敏行朝臣でなくても詠えてしまうほどの、うれしそうな笑顔を見て。 バックサイドトリプルコーク1440

今日のドライブは遠回りして一切の渋滞を回避するルートを開拓してみよう。スタートダッシュがずっと続く東への道。トーストのような風景の続く南への道。いつもより17キロ多い距離を走り、時間は渋滞ルートと同じ3時間半だった。休みなく走ってみて、快調なルートはうまくいかないルートより疲れる、ってことを少しね。 希望という名の　重い荷物を　君は軽々と　きっと持ち上げて

すってんとしりもち。ディディベアみたいに着地成功。そしてもたもたと立ち上がって歩く。小学生もおじさんもみんなまた立ち上がる。映画「生きる」って感じ。イワン・リッチっぽいいい旅夢気分でバスの旅。駅の発進メロディーを鼻歌で歌いながらエスカレーターで降りていく。 インバートフリップ

会社も故郷も全消ししてすぐにすぐそれもまた捨ててしまった非生産的なおねいまんが言うことだから説得力はない。だが言う。しなないで。不安襲来の仕組みはおそらく気象と似たもので来てはやがて過ぎ去る。(でもまた来る）でも過ぎ去る。繰り返すうちにじぶんの雨の予知が、できるようになる。 余り物には福がある

なにか新しいことをはじめる時。たとえば転職して新しい仕事をする時。さあ、これからわたしはありとあらゆる失敗をするのだと決意する。すべての石につまづくことでしかその道を知る方法はない。 今年の漢字は？

ハンガーにかかり切ってない服をあつめて、夏物を衣装箱に入れた。こんまり師匠の言う通りにグラデーションに並べて。掃除機をすみずみまで掛け、雨のドライブに出かけた。しまむらパトロールしていたら、いちごの白い花を中心とする魔法陣をみつけた。 なにを召喚しようかな

12色の花々が飾られ、枝先には白いカードが下がっている。カードには動物の素描が描かれている。うさぎ・鹿・こりす・など、主に寒い森の動物たちだ。通るたびに、この白い木かわいいなーと思っている。 かわいいなーとおもっている木

サークルクラッシャーでない人がなるべく静かにブログを続けてゆくと、最盛期にたくさんいた読者もずいぶん減って、でも、ずっと残っている人は残っていて、いつのまにがそこにあってふるびてきたスナックみたいだね。スナックモチナイト。もちもちおねいままん。

今年ははてなでブックマーク５以上ついた記事がなかった。ぶくまもらうぞーオーというギラギラした気持ちも、あと、おねいまんの記事に毎日１ブクマ付けてくれる奇特なファンもしんだ。生きているかもしれないけど、２０１７年もあと１週間、せめて追悼の意味を込めて１０ブクマとれるエントリを召喚することが今年中にやっておきたいことなんじゃないの。 今週のお題「今年中にやっておきたいこと」

記事一覧のページを見ると２００９年の１月からまでブログを書くことをしていなくて、２０１２年の７月からまた書きはじめていることがわかる。最初は書くことから離れていようと思って、いつしか近づくことができなくなってしまった。*1ながい。*2 それで２０１２年に再び書く努力をしつつ、久しぶりに「motimoti3のブックマークのお気に入り」を見た時、様々なアイコンが並んでいて、得も言われぬ懐かしさと新鮮さを感じたのだった。そういえば２００９年の時点ではプロフィールアイコンをつかっているひとがそれほどまだいなくて、多くの人が水色の影の初期設定の姿*3だった。はじめまして。いいえ。お久しぶりです。という風に、心の中で驚きながら（ああなたはこんな方でしたか）とidとアイコンを確認して、わたしははてなに戻ってきたんだ！と実感した。ブックマークのコメントも用途が様々に変化していた。会話。意見。大喜利。*4そ

罪は自分の思いを言おうとしなかったこと。罰は言わなかったために生まれてくる後悔。それが風鈴の紙の部分みたいに翻っている。「わたしは輝きとか自由を感じるものが好きなのです。お金や権力を目的にする生き方はそれらを遠ざけてしまうような気がするので苦手です。」と言ったら良かった。簡潔に正直に言えばよかった、本当に大切なことならば。言いにくいなら得意な芸術的なものや知性で表現してもよかった。あるいは容姿の魅力を存分に活用してもＯＫだった。通じるまで何度でもあきらめずに。おじいさんに。子どもの頃立ち上がって自分の足で歩くことを、一歩一歩、あんなに心から応援してくれたおじいさんに、自分の気持ちを言わないで静かな怒りさえ抱いていった。おじいさんに謝ったほうがいい、自分にも。 生まれてくる前、地球はどんな処なんだろう、体というものを使って食べるとか話すとかできるらしい。孤独とか痛みとかもあるらしい。とあんな

ずっとこのように書き続けていくとわたしもあなたも年を取る。「おねいまんたらまた牛が丘を駆けた話をしている、もう３回目（笑）」なんて思われる日がくる。でもあなたも読んだそばから忘れていって、実は今年に入ってもう１５回も同じ牛の話を読んでいるのである。ということを想像した今日のわたしと将来のあなたはいつか出会うことができるだろうか。 ･･･

ずっとこれだなって思ってる。 おねいまんとなんとなく読んだり書いたりしているけど、７０歳や８０歳のになった時ふりかえれば、いまは若くてかけがえのない奇跡の毎日なんだょ。*1 ･･･ *1:･･･と思ったら2006年9月の29日に書いてた