漫画「カイジ」映画化 原作者・福本さんに聞く 「自分を救うのは結局、自分」 (1/2ページ) 2009.10.11 07:43 “負け組”代表のようなフリーターが友人の借金の保証人になったことから苦境に立たされる。負け組は一生、負け犬のままなのか。それとも人生逆転は成るのか−。人気漫画「カイジ」が映画化され、10日に全国公開された。原作の漫画家、福本伸行さんは「勝ち組、負け組という言葉は嫌い。でも自分を救うのは結局、自分でしかないことを若者に知ってほしい」と作品に込めたメッセージを語り始めた。(戸津井康之) ◇ 漫画「賭博黙示録 カイジ」の連載が始まったのは平成7年。以来、シリーズ計39巻まで刊行され発行部数は累計1300万部を超えた。 《すさんだ生活を送るカイジ(藤原竜也)の前に借金取りが現れる。借金の保証人になっていた友人が消えたのだ。借金取りは「