民主党の野田佳彦政権時に、慰安婦問題について韓国側に謝罪と賠償を行おうという動きが極秘裏に進められ、合意寸前だったことが発覚した。当時の官房副長官だった斎藤勁(つよし)氏が先週、報道機関に明かしたのだ。自民党の平沢勝栄衆院議員がこれに憤慨している。 「1965年の日韓基本条約で決着した話だ。それを、どうして蒸し返すのか。結局、日本がエンドレスに責任を課せられるだけなのに」 平沢氏は、民主党の売国ぶりをこう語った。 一国のリーダーが「1000年たっても日本を恨み続ける」と公言する韓国の異常執着について、平沢氏には実体験がある。衆院外務委員長を務めていた2007年、共産党議員が、韓国の「文化財を取り戻す運動」を主導する僧侶を連れてきて、朝鮮王朝儀軌(公式行事の記録集)の返還を求めてきたのだ。 「その時、私は『どのくらい渡せばいいのか』と聞いたら、彼らは『167冊だ』と答えた。民主党政権