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ブックマーク / www.ienotomo.com (8)

  • 仏壇から考える、「もっと」を選ばない節度。 - Where we belong【家を知る・家に住む・この家で生きる】.

    仕事で新築の家におじゃましますと、仏壇のない家、仏壇の代わりに簡単な祭壇を設けた家が増えていることに気づきます。核家族化、少子高齢化、狭小な家が増えている影響ともいえますが、私たちの家づくり、先人たちへの思いは、どんなふうに変わっていくのでしょう。 Contents. 仏壇・葬儀にこだわらない現代 仏壇よりも写真が身近に感じる 日家屋の変遷と仏壇との関係 機能をかたちで考えない選択肢 ありがとうの気持ちだけでいい 仏壇・葬儀にこだわらない現代 仏壇のない家が増えています。 小さ目の家が増えて、 そもそも仏間がなくなったこと、 核家族化が進んだこと、 マンションやアパートに住む人が増えて 仏壇を置くスペースのないこと、 理由はいくつかありそうです。 仏壇があったとしても、 デザインが大きく変わってきたことにも気づきます。 キューブ型のかわいいデザイン。 お位牌だけが入る、A4サイズのもの。

    仏壇から考える、「もっと」を選ばない節度。 - Where we belong【家を知る・家に住む・この家で生きる】.
  • 【思考と言葉】=言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    思考があって言葉があって、行動になる。うなづけます。以前も「性格は『顔』ではなく短い『言葉』に――」で自分と照合してみましたが、なるほどと思うところが多々ありました。自分なりの統計や考えと照らしてまとめてみました。 Contents. 1.心の状態は部屋に現れる。 2.寂しさは金遣いに現れる。 3.気品は言葉遣いに現れる。 4.性は別れ際に現れる。 5.哀愁は色気に現れる。 6.我慢は怒りに現れる。 7.感謝は謙虚さに現れる。 8.余裕は優しさに現れる。 9.決断は未来に現れる。 10.偶然は必然的に現れる。 11.運命の人は探すのをやめると現れる。 12.生きざまは顔つきに現れる。 1.心の状態は部屋に現れる。 これは難しいところです。 美人で清潔感があって、おしゃれな人と思っていても、お宅におじゃますると、信じられないくらいのゴミ屋敷だったという経験が何度もあります。 あまり約束は守

    【思考と言葉】=言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
  • 【屋根・軒】=ツララがたくさんできるのは屋根・天井から熱が逃げっぱなしの証拠。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    でいちばん寒いところで、暮らしたことがあります。寒いのは苦手ですが、冬という季節は大好き。雪景色もきれいですが、晴れた日、家々の軒先にズラリと並んだツララは、お日様の光を湛え、まるで水晶のように輝いて見えます。子どもたちの玩具としても、ツララは人気もの。しかし昨今、北国を旅しても、ツララの多い家へめっきり少なくなりました。これは住宅の断熱性能の進化といってもいいでしょう。少しだけさびしい気もします。 Contents. 宝石みたいにきれいなツララ どんな玩具にもなってくれた ツララ落としは仕事のひとつ ツララの有無でわかる断熱性 いまだ理解されない住宅性能 宝石みたいにきれいなツララ 北国に住む子どもたちにとって、ツララは、外遊びには欠かせない玩具でもありました。 鋭く長いツララは刀がわり。 友だちと、えいっ、やっ、とチャンバラごっこをするのです。 ツララをぶつけ合うとすぐに割れてしま

    【屋根・軒】=ツララがたくさんできるのは屋根・天井から熱が逃げっぱなしの証拠。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    shimausj
    shimausj 2020/01/10
  • 【100万回生きたねこ】と【星の王子さま】に共通する生命への誠実さ。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    雪の季節になると、必ずページを開きたくなるがあります。「100万回生きたねこ」(作・絵 佐野洋子 講談社)と「星の王子さま」(サン=テグジュペリ 新潮文庫ほか)です。この何十年、毎年この季節にだけ読み返している、宝物みたいな2冊。意味や答え、成果ばかりを求めてきた大人の愚かさを、初雪みたいな淡い純白で覆ってくれる物語の世界は、紙の感触を指に感じてページをめくる人にのみに訪問が許される特別な世界。文字こそ少ないですが、無駄が削がれた骨格は余白に満ちて清澄で、かすかな緊張感を備えて力強く時代を超えてきたのです。 Contents. いつか終わりが来るいのち かけがいのないものの意味 大人の孤独と夢との出会い いつか終わりが来るいのち 「100万年も しなない ねこが いました」 で始まる「100万回生きたねこ」は、死んではまた生き返ることを100万回も繰り返したねこの話です。 ねこにはいつも

    【100万回生きたねこ】と【星の王子さま】に共通する生命への誠実さ。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
  • 【美学】=生活の所作にまで美を求めた日本人と隣国との関係。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    子どもの頃から、箸の使い方には、とりわけきびしく躾けられてきました。裕福な家ではなかったからこそ、卓での作法くらいは、という父の考えだったのかもしれません。同じ箸を使う文化でも、お隣の韓国とでは少しマナーが異なります。単純な「違い」のなかに、関係を深めるヒントが隠されているかもしれません。 Contents. 箸の不作法を知ること 父が嫌った「寄せ箸」 元は床を汚さない手段 韓国で教えられた礼節 単純さの中に潜む美学 箸の不作法を知ること どんなに質素な事でも、 「箸はきちんと使いなさい」が 父の口癖でした。 ただでさえ、豪華な料理などではないのに 箸の使い方が悪いと 事がいっそう貧しく見える というのが理由だったようです。 日人なら、 おおよそ誰もがそんな躾をされて 育ってきたはずです。 箸の使い方にも作法・無作法があり、 それにちゃんと名前があるのも 礼儀を重んじてきた日人ら

    【美学】=生活の所作にまで美を求めた日本人と隣国との関係。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
  • 【用と美】=「もっと」をあきらめると、もっといい人生になる不思議。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    もう少し時間があったら。あと1万円給料が増えたら。あと3センチ背が高かったら。あと100年健康で生きられたら。もう少しお金持ちの彼だったら。しかし、その「もう少し」がなかなか得られないのが私たちの人生。そればかりか、毎日が締切や制限だらけなのです。家づくりや日常生活も同じ。少ない予算、狭い面積、少ない家具やモノだけでは、なかなか満足できない。しかし、ほんの少し発想を換えると、明るい明日が待っているかもしれません。 Contents. 人生は「dead line」の連続 1週間が1カ月だったら? 諦めはマイナスかプラスか 自らに制限を課す意味とは 日住宅の個性の考え方 思い切って自分を突き放せ 手放すことで手に入るもの 人生は「dead line」の連続 どんな仕事にも締切があります。 日は世界有数の長寿国となりましたが、 どなたの人生にも締切があります。 締切は制限。 終わり、結び、

    【用と美】=「もっと」をあきらめると、もっといい人生になる不思議。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    shimausj
    shimausj 2019/09/22
    締切、制限、諦めるということ
  • 災害のあとに見えてくる新しいバリア。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    地震、台風、大雨など大きな災害が続く日列島。その都度、住み慣れた家を失い、生活、介護、子育てなどの場の変更を余儀なくされることもあります。新たな生活の場が快適であればいいのですが、残念ながら、日の「復興」のなかで、住まいは常に後回し。災害のあとで、むしろ多くのバリアを抱えることになることも少なくありません。 災害時の「在宅介護」のゆくえ 高齢の親を抱える家族にとって、介護は深刻な問題です。 国は在宅介護から在宅看取りの普及に向けて静かに、けれど、大きく方向性を転換しようとしています。 お年寄りが入院しても昔のように、長期間入院はできず、すぐに退院させられる現実を目の当たりにされた方も少なくないでしょう。 施設はどこも満員です。 何年待ち、の現実を支えるのはわが家。 しかし、在宅介護では、暑さや寒さ、そして数えきれないバリア。 介護を担う家族は仕事を減らすか退職するなど、経済的な負担も一

    災害のあとに見えてくる新しいバリア。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
  • 【家の記憶】=初めてなのに懐かしい、そんな家のたたずまい。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    どこかで会ったような気がする人がいます。どこかで見たような風景、家。思い出そうとしても、なかなか記憶が甦らない。それは既視感=デジャビュかもしれません。曖昧だけれど、どこか懐かしく、温かい。ひょっとして、前世で出合った風景や人なのでしょうか。 Contents. 既視感と未視感の狭間 人類には共通した記憶 シェーカーの家に学ぶ 消化不良になる家とは 自分だけの物語を辿る 既視感と未視感の狭間 初めて訪れた街や風景、お寺、民家などに、なんだか懐かしい、どこかで見たことがあるかも、という感覚を覚えることがあります。 このように、いま自分が見ている風景が、いつかどこかで見た風景のような気がする感覚を「既視感」といいます。 風景と書きましたが、ときには形であったり、ふれた感触、色、動き、音、物事の流れ、会話などさまざまです。 フランス語では「déjà vu=デジャビュ」。 フランスの超心理学者エミ

    【家の記憶】=初めてなのに懐かしい、そんな家のたたずまい。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    shimausj
    shimausj 2019/08/31
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