10話なんてなかった。 11話の花田十輝節の唸り具合は相当ですね。 前の記事で花田十輝の要素として 「幻想」 「ディスコミュニケーション」 「許容」 の三つをあげたが、このうちの 「幻想」「ディスコミュニケーション」 はこの回でクリアしたと言っていいでしょう。 勇太と六花は「中二病」というツールでコミュニケーションを取っていたわけで、 それを手放した結果が今回。 「普通」という新しい幻想を手に入れたものの、 コミュニケーションは失ってしまった。 まさにディスコミュニケーション。 この回を一言で言えば 「中二病を捨てた六花は勇太を捨てる」 ことの表現である。 彼女らを繋ぐものはなくなってしまったわけだから。 これは即ち、脚本家・花田十輝の予言でもある。 中二病を捨てた六花と勇太は、そのままであれば別れると。 物語の帰結がどこにくるか。 ど本命は、↓でしょうね 影絵少女A:かしらかしら、ご存じ