JR西日本は5月28日、大阪~札幌間で運転している寝台特急『トワイライトエクスプレス』を2015年春に廃止すると発表した。同社は車両の老朽化に伴い運行の終了を決めたとしている。 『トワイライトエクスプレス』は本州と北海道を結ぶ青函トンネルの開通から1年後の1989年7月21日、大阪~札幌間を日本海沿いに結ぶ団体臨時列車として運転を開始。同年12月2日からは毎週数回運転される一般の臨時列車となった。全体の走行距離は約1500km、所要時間は22時間台で、臨時列車を含めた場合は日本一長い距離を走る旅客列車となっている。 使用車両は旧国鉄時代に製造された24系寝台客車などを『トワイライトエクスプレス』用に改造した車両だが、展望室付きのA寝台2人用個室「スイート」やサロンカー「サロン・デュ・ノール」などを設けており、豪華な寝台列車として人気が高い。 当面は大阪発が毎週月・水・金・土曜、札幌発が火・
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