TDD の原典である テスト駆動開発 が、t_wada さんによって再翻訳されるということで興味を持っていたところ、見本誌を送って頂きました。ありがとうございました。早速、拝読させて頂きました。 以前の翻訳版である「テスト駆動開発入門」が出版された頃、XP 本や他の xUnit 本などは読んだのですが、本書は未読でした。テストをコードで書くことや自動化には興味があったので、おそらく手に取ったことはあったと思うのですが、購入には至りませんでした。 当時は、新しい開発プロセスの一つとしてテストの自動化を捉えていましたが、それを日々の開発で当たり前に行っている中で本書に触れてみてどのように感じるかという視点で読み進めました。 本書は、三部構成となっています。第 1 部 と 第 2 部 では、TDD を実践しながらコードを書き上げていく過程を解説しています。第 3 部は、テストに関する様々な話題が