楽天は2009年1月14日、「楽天市場」出店者向けイベント「楽天新春カンファレンス2009」を開催。同社代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏は、出店者を対象にした講演「世界を見れば日本が見える」で、「東アジアという近いところに、巨大なマーケットがある」と出店者へ国際展開を促し、「5年以内に日本と海外の売り上げ比率を同等にしたい」と目標を語った。 冒頭、小売り市場全体においてEC(電子商取引)が占める比率を米国と日本で比較したデータを提示。三木谷氏は「米国ではECが3.64%を占めるのに対して、日本はその半分以下にとどまっている」と指摘した。データを踏まえた上で、日本のEC化率は米国と同程度まで伸びる可能性があり、市場規模が広がる余地があると説明した。 続けて、EC市場を伸ばすために楽天が取り組んでいる施策として、ボーナスシーズンに合わせて展開したキャンペーン「ボーナスサンデーナイト」、楽天市