身体性とコンピュータ 岡田美智男,三嶋博之,佐々木正人 編 A4判変型,432頁,定価5,670円(本体5,400円) (ISBN4-320-12020-5) ●内容・特色 「身体性」「身体」という言葉は,現象学や発達心理学,コミュニケーション論,生態心理学などをはじめとした様々な分野で言及されています.最近では,認知ロボティクスや認知哲学,生命論等の議論の中でも「身体性」の見直しが盛んに行われており,こうした流れはコンピュータサイエンスやメディア論においても例外ではありません.Embodied AI やEmbodied Cognition などに関するワークショップや国際会議も頻繁に開催されるようになり,心の哲学や原初的コミュニケーション等の議論,あるいはメディアや仮想世界における身体性の回復といった議論は,コンピュータサイエンスの分野においても身近なものになってきました.
「ウェブサイエンス2.0胎動 用語解説」(森田 進) 用語:言語行為論 よみ:げんごこういろん 英語:study of speech acts オースティンとウィトゲンシュタインは、言語学の世界に哲学的な思潮を入り込ませ、記号を”他の事物(シニフィアン)を代表する事物”とみなす古典的見解に対して最初に大きな批判を企てた双璧である。 「言語行為論」の概念を導入した最初にオースティンは、発議行為(speech act)に関して、 A:発語行為(音声行為/用語行為、指示行為) B:発語内行為 C:発語媒介行為 という新たな規範を確立した。また、その行為の遂行が話し手の意図である「発語内行為」と、必ずしも行為が現に遂行されつつあることを示す言語的手段が存在する必要がない「発語媒介行為」とを区別して理解することを主張した。 そしてオースティンは遂行文(発語内行為)に閑して、「真為」の評
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く