個人のみならず企業にとっても有力な戦略ツールとなりうるツイッター。しかし、世間とリアルタイムで結びつき、企業の評判を左右するツールだけに、リスクとも背中合わせである。実際、成功例が出始めている反面、失敗例も存在する。ツイッターで伸びる企業と伸びない企業の差はどこにあるのか。『Twitter社会論』著者の津田大介氏と本コラム執筆者の本荘修二氏が、企業にとってのツイッターの魅力と注意点を大いに語り合った。 本荘:津田さんは、企業によるツイッター活用の現状をどう見ていますか? 津田大介(つだ だいすけ)@tsuda メディアジャーナリスト。著作権やコンテンツビジネスに詳しい。ツイッターでイベント等を実況中継する手法は「tsudaる」と呼ばれ一般用語になった。主な著書に『Twitter社会論』(洋泉社)『だれが「音楽」を殺すのか?』(翔泳社)『仕事で差がつくすごいグーグル術』(青春出版社)等がある