あなたは「官能小説」を読んだことがありますか? 今、電子書籍の市場で官能小説のジャンルがじわじわと売上を伸ばしています。今年の調査ではイギリスで女性向け官能小説の電子版の売上が、印刷本を大幅に上回ったことが話題になりました。そこで今回の特集では、女性の目線から見た「官能小説」の世界をリサーチ。官能小説初体験の女子から、年間200冊以上を読破するマニアのおねえさんまで、20~30代の女性4人によるセキララ座談会で、女子と官能小説の関係を探ってみました。 官能小説を読んだら“喪女”の私も彼氏が欲しくなりました ――まずは、皆さんが官能小説を読むようになったきっかけを教えてください。 いしい: 私は仕事柄ですね。官能小説の表紙のイラストを手がけることが多いので、自然といろいろ読むようになりました。 渋谷: 私も女性誌で官能小説レビューを連載したのがきっかけ。プライベートではその前から読んではいた
世の女性たちは官能小説をどんな目で見ているのでしょう。興味はあるけど手に取る勇気はない? 何事も食わず嫌いは禁物。先入観に惑わされる前に、まずはオンナ目線でちらりとその世界を覗き見。後半では官能小説と電子書籍との相性について探ります! ※前半はこちら そもそも官能小説ってどんなもの? 「人が心の奥に持っている淫心をかきたて、燃え上がらせる。それこそが官能小説の醍醐味です」 過去に読破した官能小説は膨大。官能小説評論の第一人者、永田守弘さんは官能小説をこう定義しています。 つまり、ただ淫らなことをたくさん書けばイコール官能、というわけではない? 「その通り。だから『官能小説なんてどれも同じ』『官能小説家は文章力がない』なんていうのは大間違い。官能を書くには特別の筆力を培う修練が必要だし、誰にでも書けるものではありません。どぎつい言葉を連発するだけならトイレの落書きと一緒。官能小説は読者のイマ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く