国土交通省は2日、新東名高速の静岡県内のほぼ全区間に当たる御殿場―浜松いなさ両ジャンクション(JCT)間の145キロを6車線(片側3車線)にする方針を決めた。沿線自治体への意見照会を経て、中日本高速道路会社が着工する。着工時期は未定。 145キロのうち55キロは既に6車線となっている。現在は4車線の残り区間も6車線化に対応できる道路幅が確保されており、沿道の盛り土切り崩しや舗装塗り直しといった工事が数年で完了する見通しだ。事業費は約900億円を見込む。 6車線化による渋滞解消で物流の効率化を図るとともに、東名高速が被災した際の代替機能を高める。
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