小池百合子都知事は、国政新党「希望の党」(小池新党)を立ち上げ、自ら代表に就任した。この1年間、小池都政を冷静にウオッチしてきた、ジャーナリストの有本香氏が緊急寄稿した。(夕刊フジ) ◇ 国政での「小池新党」なるものが旗揚げされた。小池氏が1人で臨んだ記者会見(9月25日)は、顔の横にプラカードを掲げて話すやり方から、キャッチフレーズの空疎なところまで、すべてが昨年夏の都知事選出馬時のデジャブであった。 ただ1点、前回と異なるのは、小池氏の周りに、大義はおろか義理さえも忘れたかのような議員や議員くずれの諸氏が集まっていることだ。だが、記者会見に彼らの姿はなく、今回も「小池劇場」の幕開けは一人芝居であった。 キャッチフレーズとして「希望の政治、希望の経済…」など、「希望」を連呼していたが、その中身は具体的に語らない。「日本には希望がない」といい、それがあたかも「官僚」や「国」のせいのようにい
![小池劇場の真実 「悪い既得権者→そのしがらみを壊すため闘う私」 ダマされる有権者 ジャーナリスト・有本香氏が寄稿(1/3ページ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a2fb19ee02f1511a5de1f54780ebb2295b1c2e37/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FZXzQ-mcv5J8wdFhGbStpEvy_voA%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2F6DALVV4R7JNV5EVITCVFQ5GXAA.jpg)