ロッテ創業の重光武雄氏死去、98歳 日韓で幅広く事業展開 2020年01月19日20時39分 重光武雄氏(EPA時事) 【ソウル時事】菓子やホテル、プロ野球球団など日韓で幅広い事業を展開しているロッテグループの創業者、重光武雄(韓国名・辛格浩)氏が19日、ソウル市内の病院で死去した。98歳だった。 〔写真特集〕追悼 2020 重光氏は現在の韓国南東部・蔚山出身。1948年にロッテを設立し、代表取締役社長に就任。ガムをはじめとした食品、流通業などを手掛けた。 65年の日韓国交正常化を受けて、67年に韓国でロッテ製菓を立ち上げた。食品、流通、観光だけでなく、石油化学などにも事業を拡大した。 2009年に日本のロッテ会長となった。その後韓国ロッテグループの総括会長も兼ね、日本事業は長男の重光宏之(同・辛東主)氏、韓国事業は次男の昭夫(同・辛東彬)氏が事実上担当した。 15年に日本の中核会社ロッテ