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2018年8月1日のブックマーク (9件)

  • Paper.li

  • 「弱者らしくしておけ」という本音 杉田氏寄稿を考える:朝日新聞デジタル

    LGBTのカップルを「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない」などとした杉田水脈(みお)・自民党衆院議員の月刊誌への寄稿に反発や抗議が広がっている。何が問題なのか、こうした主張を生む社会的背景は何なのか。ジャーナリストの安田浩一氏に聞いた。 ジャーナリスト 安田浩一氏 今回の杉田議員の寄稿には、不快や不愉快を通り越して憤りを感じています。でも、残念ながら、杉田議員の発信は一部の保守層や右派の間で共有されている考え方で、決して突出したものではありません。 記憶に新しいのは昨年、自民党の総務会長が、宮中晩餐(ばんさん)会に国賓の同性パートナーが出席することについて「私は反対だ。日国の伝統には合わない」と発言したこと。その後「言わなきゃよかった」と反省を口にしたものの、今回だって自民党幹部は「いろんな人生観もある」などと言って動かない。大臣クラスで杉田議員に同調する人がいるとしても

    「弱者らしくしておけ」という本音 杉田氏寄稿を考える:朝日新聞デジタル
  • ファインバーグは重要だった (3) | 江口某の不如意研究室

    前のエントリなんですが、ちょっと解説しておきます。 「パーソン論は新生児や障害者殺してもかまわんとする邪悪な思想だ」みたいな批判があるわけですわ。ちょっと古いけど、さっき見てた菅野盾樹先生の「胎児の道徳的身分について」(1998)って論文ではこんな感じになってる。(たまたま見てただけで、国内の多くの生命倫理の論文はこんな感じになってる。) 何回も書いてるけどこれは誤解というかひどい言い掛かりというか、まあこういうふうに理解してはいかんのです。 理由はまさに、パーソン論というのは基的に「生命に対する重大な権利」についての議論ではあるのですが、我々の生活では権利っていうのは道徳的生活の一部にすぎず、他にも社会的効用とか善意とか愛とかケアとか幸福とか自由とか平等とか、権利以外にもさまざまな考慮すべき事柄があるからです。権利の侵害はもちろん不正ですが、権利の侵害ではないけれども不正なこと、正当な

  • ファインバーグは重要だった (2) | 江口某の不如意研究室

    ファインバーグ先生が「新生児殺しを否認する理由」はちゃんと書いてありました。その部分を訳出。 (前略) 正常の新生児の殺害 現実所有基準説の提唱者たちは、この反論に対する答をもっている。彼らの信じるところでは、道徳的な意味でのパーソンの殺害(マーダー)ではないとしても、新生児殺は不正であり他の根拠から禁じられるのが適切である。この点をクリアにするために、次の二つを区別するのがよいだろう。すなわち、(1) ハンディキャップが価値ある将来の生活を不可能にするほど深刻ではないような、正常で健康な幼児や新生児を殺すケースと、(2) 重度の奇形や不治の病をもった新生児を殺す場合の二つである。 現実所有基準説の提唱者のほとんどは、第一の(正常な)ケースの新生児殺に対して強く反対する。母親が身体的に正常な自分の新生児を殺すならば、それが誰の生命権を侵害していないとしても非常に不正なことである、と彼らは主

  • ファインバーグは重要だった (1) | 江口某の不如意研究室

    12月に学会でワークショップだかシンポだかをやろうっていう話に誘われて、またパーソン論や道徳的地位の問題を漁っているわけです。今回はそれなりに徹底的にやってここらへんのに自分のなかでケリをつけておきたい。 たいして新しいアイディアがあるわけではないので、サーベーぐらいはそこそこ徹底的にやっておきたいと思っていろいろめくっているわけです。生命倫理学の大家であり、恩師ともいえる加藤尚武先生が著作集を出していて、それもチェックしなければならない。っていうか、この問題における加藤先生の貢献は非常に大きいんですよね。 「方法としての「人格」」っていう書籍には収録してなかった論文がおさめられているので、とりあえずこれを。初出は『看護セレクト』1989ですか。見たことなかったわー。 内容はいわゆるパーソン論を紹介してその重要性を指摘するとともに批判する、というよくある形で、まあ国内テンプレ様式。でも19

    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2018/08/01
    “1989年なのでテンプレにしたがったのではなく、加藤先生自身がテンプレを作ったわけです。ものすごく偉い。”
  • 世界が反緊縮を必要とする理由

    <現在の世界経済を貫く経済政策上の基的な対立軸は、もはや政治イデオロギーにおける右や左ではなく、「緊縮vs反緊縮」である...> 経済論壇の一部ではいま、年の4月に出版された『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学』(ブレイディみかこ・松尾匡・北田暁大、亜紀書房)が話題になっているようである。 ただし、ネット上の書評などをぱらぱらと見てみると、その受け取られ方は必ずしも好意的なものばかりではない。むしろ、このに関する書評や論評に関して言えば、長々と書き連ねているものほど辛辣な内容で埋め尽くされていることが多い。そして、そうした執拗な批判の書き手は、明らかに右派ではなくて左派である。 同書がこのように、左派的な読者の一部から強い反発を受けている理由は明白である。それは要するに、同書が、左派的な人々が蛇蝎のように嫌っている現在の安倍政権の経済政策すなわちアベノミクスを

    世界が反緊縮を必要とする理由
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2018/08/01
    “この本に関する書評や論評に関して言えば、長々と書き連ねているものほど辛辣な内容で埋め尽くされていることが多い。そして、そうした執拗な批判の書き手は、明らかに右派ではなくて左派である。”
  • 【ビートルズ】ジョンとポールのどっちが曲を書いたか問題に決着か / ハーバードの研究者が統計学を用いて分析

    【ビートルズ】ジョンとポールのどっちが曲を書いたか問題に決着か / ハーバードの研究者が統計学を用いて分析 江川資具 2018年7月31日 ザ・ビートルズ──彼らが、歴史上最も偉大なロックバンドの1つであることについて異論を挟む人はそう居ないだろう。もう解散してから50年近くだが、いまだに曲を耳にする機会がある。それは彼らが残した曲が、時代を超えて人々を惹きつけるからだろう。 そんな彼らの曲の多くはレノン=マッカートニー名義。ファンの間では「どちらがどれくらいそれぞれの曲を担当したのか」について長らく議論が交わされてきたが、真相は闇の中。そこに、ハーバードの研究者がこの謎にガチ参戦したとのこと……。これはいよいよ解明となるのか、詳細をお伝えしたい。 ・統計学的アプローチ 今回この謎に挑むのは、ハーバードの統計学者Mark Glickman氏をはじめとする研究チーム。用いる手法は計量文献学と

    【ビートルズ】ジョンとポールのどっちが曲を書いたか問題に決着か / ハーバードの研究者が統計学を用いて分析
  • リーグ戦参加が絶望となった日大アメフト部4年生が激白「一番、悪いのは田中理事長だ」〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

    関東学生アメリカンフットボール連盟は7月31日、臨時理事会を開催し、危険タックル問題で公式試合の出場資格停止としている日大学のアメリカンフットボール部に対し、処分を解除しないと発表した。日大アメフト部は今年のリーグ戦に参加できないことが決まった。 【田中理事長の写真はこちら】 これで4年生の選手は公式戦に出場できないまま、卒業する可能性が大きくなった。 誌の取材に応じた、日大アメフト部の4年生の選手はこう怒りをぶちまける。 「一縷の望みがあったが、これも絶たれてしまった。覚悟してはいたが、奈落の底に突き落とされた、絶望感でいっぱいだ。すべては、内田(正人)前監督ら指導者と日大の執行部の責任だ」 連盟も今回の処分が苦渋の判断であったことを記者会見で説明した。 日大は昨年、甲子園ボウルで西日本代表の関西学院大学に勝ち、2006年以来関西勢が独占していた大学日一の座を奪回。過去、大学日

    リーグ戦参加が絶望となった日大アメフト部4年生が激白「一番、悪いのは田中理事長だ」〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2018/08/01
    “改善するにはアメフト部だけではなく、日大そのもの。しかし、田中(英寿)理事長は報酬返上するだけで、記者会見もしない。”
  • 韓国経済失速、裏目に出た文政権の低所得者層優先政策 | ダイヤモンド・オンライン

    むとう・まさとし 1948年生まれ、1972年横浜国立大学経済学部卒業。同年、外務省入省。在ホノルル総領事(2002年)、在クウェート特命全権大使(07年)を経て10年より在大韓民国特命全権大使。12年に退任。著書に「日韓対立の真相」「韓国の大誤算」「韓国人に生まれなくてよかった」(いずれも悟空出版)「真っ赤な韓国」(宝島社、辺真一との共著)など多数。 元駐韓大使・武藤正敏の「韓国ウォッチ」 冷え込んだままの日韓関係。だが両国の国民は、互いの実像をよく知らないまま、悪感情を募らせているのが実態だ。今後どのような関係を築くにせよ、重要なのは冷静で客観的な視点である。韓国をよく知る筆者が、外交から政治、経済、社会まで、その内側を考察する。 バックナンバー一覧 高所得者層には増税と規制強化 低所得者層には賃金引き上げと雇用増大 韓国の文在寅大統領は、朴槿恵前大統領がスキャンダルに巻き込まれて失脚

    韓国経済失速、裏目に出た文政権の低所得者層優先政策 | ダイヤモンド・オンライン