2018.10.13 00:05 大根仁監督は女性をイメージとしてしか描けない 『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の最低最悪なところ 『SUNNY 強い気持ち・強い愛』 大根仁監督 私は公開当時からカン・ヒョンチョル監督作品『サニー 永遠の仲間たち』(11)が本当に大好きで、大切な映画のひとつだった。それをあの大根仁監督がリメイクするというニュースを聞いたときからすごくイヤな予感しかしなかったが、しかしその予感の是非を確かめるために劇場へ向かった。 この映画のファーストカットは、ルーズソックス&ミニスカート姿の女子高生たちの足元のアップだ。その時点ですでに「大根監督は女子高生をひとりの人間ではなく、あくまでそーゆー”イメージ”としてしか捉えてないんだな」ということが十分に伝わってきていきなりげんなり(それに続くカットはベッドに横たわる篠原涼子のナマ足……)しつつも、なんとかラストまで鑑賞
不法滞在などの外国人を摘発する東京入国管理局に密着したフジテレビの番組が、差別や偏見を助長しかねない内容だと批判された。入管の取材協力のもとで作られた番組は他局でも放送されており、密着番組の危うさを指摘する声が上がる。 6日夜にフジテレビ系で放送された「タイキョの瞬間!密着24時」は、ナレーションによると「法を無視するやつらを追跡する緊迫のリアルドキュメント」。強制退去をテーマに、「出て行ってもらいます!」との副題で外国人の不法滞在などを取り上げた。 群馬県で不法滞在が疑われるベトナム人らが暮らしているアパート。男性が出てくると、東京入管の職員が声をかける。カメラは職員が室内に入る様子を映す。部屋にいた女性が技能実習生として来日したことが分かり、職員が「(実習先から)逃げたね?」とたずねると、女性は「ごめんなさい」。鹿児島県内の実習先から逃げてきたことは説明したが、なぜ逃げたのかなどには触
人文系の文献の取り扱いとか業績についてちょっとだけ - dlitの殴り書き こちらの記事に賛同したので続いてみます。 確かに異分野の事情をお互いにわかっていたほうがみんな幸せになりますよね。パーマネントや学振の採用とか。 はじめに素粒子分野は大きく分けて 弦理論 (string)現象論 (phenomenology)格子場 (lattice)素粒子実験に分かれています。これらの間には超えられない壁がありまして全てをまとめるのはちょっと難しいのですがなんとか書いてみます。 間違いを見つけたら教えてください。 論文事情素粒子の論文は全て英語で書かれます。国内雑誌としてはPTEP(旧PTP)がありますがこちらも英文です。当然どれも査読があります。 業績リストの論文(査読なし)には国際会議や研究会の proceeding を載せたりします。 素粒子分野には論文投稿前に arXiv に載せる慣習があ
Tim Taylorが、自分の2年前のエントリを再掲しているが、その中でハイエクがノーベル経済学賞を受賞した時の言葉を引用している(H/T Mostly Economics)。 Your Majesty, Your Royal Highnesses, Ladies and Gentlemen, Now that the Nobel Memorial Prize for economic science has been created, one can only be profoundly grateful for having been selected as one of its joint recipients, and the economists certainly have every reason for being grateful to the Swedish Riksb
おはようございます。2018年10月13日 ブロッキングに関して、通信の秘密の保障を重くみていらっしゃる弁護士のみなさんにはおおごとになっていますが、経済学界隈でではあんまり話題になっていないのがだんだん気になってきてます。 1)当然経済的利益は保障されるべき。 2)ただブロッキングの場合、通信の秘密も重要で大きなトレードオフがある。...
日本の若者は民主主義の価値を認識していない? このままでは日本の存在感は薄れていく? 東京大学大学院准教授の阿古智子氏は、最近そうしたことを痛感する出来事がいくつかあったという。日中のエリート学生の討論会と、自身の息子が通う小学校の教育から見えてきたこととは――。 日中エリート学生の討論会で 筆者は普段、大学で現代中国や中国語について教えており、学生団体のアドバイザーも務めている。 先日、コメンテーターとして学生団体の討論会に招かれた。参加していたのは、日本、中国ともに国を代表するようなエリート学生ばかりで、日中学生の混合チームが、流暢に英語でプレゼンテーションした。 私がコメントを頼まれたのは、文化の多様性(cultural diversity)の分科会だった。 はじめに、「文化とは、アイデンティティの一形態であり、共有された社会実践の知でもあります。多様性とは、維持するものでもあり、促
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