ArmにてIoTサービスグループを統括するDipesh Patel(ディペッシュ・パテル、写真左)氏と日本法人のアーム代表取締役社長 内海弦氏(写真右) エレクトロニクス業界においても「IoT」は大きな意味を持つといわれているが、IoTの目指すところはサービス(体験)の提供であって、「どのように実装するか」はそのサービス(体験)に依存するところが大きい。しかしながら、デバイス開発の側からすれば不確定要素が多すぎては要件定義すらままならない。 組み込みシステムにおいて大きなシェアを持つArmは近年、コアIPの提供だけではなくIoTに関する取り組みに注力している。同社でIoTサービスグループを統括するDipesh Patel(ディペッシュ・パテル)氏が来日し、IoTにおける現状の課題と同社が提案する解決案について語った。 IoTには3つの課題がある パテル氏は資料をひもときながら「2025年ま