タグ

2008年3月16日のブックマーク (13件)

  • ●「ぼくら語り」の夜明け・後編: たけくまメモ

    ←「まんがコミュニケーション」1971年6月創刊2号 「まんコミ」71年6月号に掲載された、斉藤次郎編集長の手によると思われる「コミュニケーション405」には、こういう文章もあります。 《まんがをまんがで語る “まんがブームの終り”の寸劇が街で評判をとっている。一時の頂点、「少年マガジン」誌百五十万部突破は、すでによきムカシバナシとして出版界の酒宴の酒の肴になりきろうとしている。(中略) おびただしい数の読者がまんが雑誌から、無言に別離した。その別離の距離が狂おしいまんが雑誌のたそがれに向かって告知している。その距離のなかに、表現欲求の延長上にまんがを表現メディアとする層が定着した、まんがを表現の武器として、しかも、まんがの内側から、まんがでまんがを語り、絵ときするものと「まんコミ」は、グルになり、その鼓動を伝え合う。そのとき“まんがブームの終り”がある》 これも晦渋な文章ですね。少し説明

    shinimai
    shinimai 2008/03/16
    すげー興味深い。
  • ●「ぼくら語り」の夜明け・前編: たけくまメモ

    ←まんがコミュニケーション1971年6月創刊第二号 来なら今回は『「まんがエリート」と「おたく」の間に』の続きで、1975年の第一回コミックマーケットの開催と同じ年に、パロディサブカル誌「ビックリハウス」が創刊されて、70年代サブカル状況が整備されてきた話を書こうと思っていました。ところが昨日棚を整理していたら、大昔に入手していた「まんがコミュニケーション」(略称「まんコミ」)71年6月号というミニコミがひょっこり出てきました。今となってはかなり珍しいシロモノです。71年に実質休刊した「COM」と、75年に始まったコミケとをつなぐミッシング・リンクのような雑誌なんですよ。読み返したら、団塊直下=プレおたく世代の気分がそのまま真空パックされたような内容でしたので、予定を変更して紹介したいと思います。 「まんコミ」については、2005年に発行された『コミックマーケット30'sファイル』(有

    shinimai
    shinimai 2008/03/16
    そうか橘川幸夫氏がかかわっているのか!
  • 70年代は変な時代だった - たけくまメモ

    えと、以下書いた文章はおとといアップした「まんがエリートとおたくの間に(2)」のために書いた文章から、筋から逸脱して長くなるのでカットした部分です。でも読み返したら、これはこれで発表する価値はあるかも、と思い直しました。筋の「おたく」話からは離れているんですが、俺が中学から高校時代を過ごした70年代って、こういう時代だったよなあというあくまで俺の印象であります。補遺エントリとしてお読みください。 ◆ 昔ライターの山崎浩一さんと話したとき、山崎さん(俺より6歳上。世代的にはサブカル=プレおたく世代に入る)が「73年くらいまでは60年代なんだよ」という話を俺にしたことがあるんですね。これはつまり、70年代に入ってからもけっこう長い間60年代的な意識をみんなで引きずっていて、それがだいたい73年で終わったということです。俺は子供だったけど、山崎さんはもう高校から大学くらいだから「政治からサブ

    shinimai
    shinimai 2008/03/16
    分水嶺は72年だという説もある(坪内祐三)。
  • 「まんがエリート」と「おたく」の間に(2): たけくまメモ

    ←「COM」 1968年2月号表紙。 前回は、1967年1月(発売は66年12月)に「COM」が創刊され、「ガロ」とともに「いくつになってもマンガを卒業しない」当時のハイティーン(現在の50~60代)を主要読者として開拓したと書きました。なかんずく「COM」は、新人発掘に力を注いただけではなく、マニアへの連帯をよびかけて読者組織を作り、これが75年からのコミックマーケットへと発展していったことはほぼ間違いないところです。今あるマンガ状況、マニア状況は、「COM」を抜きにしては語ることができないといえます。 前回も書きましたが、「COM」は創刊号から68年いっぱいくらいまで「まんがエリートのためのまんが専門誌」というキャッチフレーズを表紙に掲げていました。60年代は日中が「政治の季節」であって「若者の反抗の季節」であり、左翼大学生がキャンパスの中心にいて、バリケードを作ったりデモ行進をやっ

    shinimai
    shinimai 2008/03/16
    すげえ面白い。はやく続きが読みたい。
  • 「まんがエリート」と「おたく」の間に(1): たけくまメモ

    もう少し「オタクの起源」の話題を続けます。 実は俺の棚には虫プロ商事発行の「COM」がほぼ全冊揃っているんです。時々取り出してパラパラと眺めているんですが、創刊号(1967年1月号)の表紙を改めて眺めて、そこに大きく載っているキャッチフレーズを見て感慨深いものを感じました。 ←「COM」1967年1月創刊号・虫プロ商事発行 左がその実物ですが、タイトル下に大きく水色の文字で「まんがエリートのためのまんが専門誌」と印刷されているわけです。 歴史的に見ると、まず1964年に青林堂から「ガロ」が創刊され、看板連載の『カムイ伝』が左翼大学生を中心に人気を博します。この頃、手塚治虫の虫プロはすでにテレビアニメ『鉄腕アトム』を制作放映しておりましたが、同時に視聴者向け会員誌「鉄腕アトムクラブ」を発行していました。 ←「鉄腕アトムクラブ」1966年7月号・虫プロ商事発行 これはディズニープロが戦前から

    shinimai
    shinimai 2008/03/16
    かなり納得した。自分はロッキング・オン創刊のことを研究していてオタクとサブカルに通低音をずっと感じていた。
  • オタク第一世代の証言から: たけくまメモ

    昨日のエントリは反響がありました。ありがとうございました。コメント掲示板にもさまざまなご意見や証言が多数寄せられていますが、俺のmixi日記にもオタク第一世代の同業者から貴重な意見が寄せられました。そのうちアニメ評論家のロト(氷川竜介)さんと某大手出版編集者のボタQさんの証言を、人の了承が出ましたので転載したいと思います。 ●氷川竜介(ロト)さんの証言(アニメ評論家) 《 70年代中盤~末、80年代初頭の話を聞かれていると思うので、自分なりの体験を。 基的にオタクの源流になったのは1974年の「宇宙戦艦ヤマト」TV放送、1977年の劇場公開です。74年時にはヤマトの視聴率が悪いと知った年明け以後、高校で友だちとつるんで「みんなでヤマトを見よう!」的な紙を貼ったりしました。まあ、奇異な目で見られていたと思いますが、校風が幸いしてそれでいじめられるということはなかったと思います。 つまりそ

  • 【雑記】・「オタク差別の話」その2 - ふぬけ共和国blog

    ここの話の続き。 オタク第一世代の証言から(たけくまメモ) (引用開始) 中森明夫氏が「おたくの研究」を書いた83年の春は、まさに絶好のタイミングだったですね。マイナーで先鋭的だった年長アニメファンたちが、自分たちのシマを荒らす薄くて大量の若いミーハー・ファンをどう呼ぼうかと思っていたところに「おたく」という言葉が出現した。それで、マニアがミーハーを馬鹿にして「おたく」がはやったのだというのが実情に近いですね。 (引用終わり) 私がここで書いた、「87年当時、先輩たちが『マニア』という言葉を使って嫌っていた」というのと、正反対ですね。 「ミーハーなのがバカにされていた」というんですから。 で、いくらなんでも話が真逆になってしまうと私がウソついてるみたいなので私なりに整理しますと、 まず87年当時、すでに「大学の文化系サークル」自体が「濃さ」という点では崩壊しかかっていたということがある。

    【雑記】・「オタク差別の話」その2 - ふぬけ共和国blog
  • 【雑記】・「オタク差別のはなし」 - ふぬけ共和国blog

    オタクはいつから差別されていたのか?(たけくまメモ) 興味深い話題。 私は自分のミクシィ日記で、「オタクは多くの場合、その歴史を当事者性というか、ぶっちゃけると自分語りのみでつい語ってしまうことが多い」と書いて、その舌の根もかわかぬうちになんですが、自分の頃の経験を書きます(笑)。 あ、たけくまさんが当に意見を求めている「45歳~50歳くらいのオタク第一世代」では、私はありませんけどね。第二世代にあたります。 ・第1部 私は思春期と80年代前半が合致している人間なので、いささか偏った感覚だと念頭に置いて読んでいただきたいんですが、まず「ガンダム放送時は小学生。小学生がアニメを観ているのは当然だから、「周囲から差別された」ということはありませんでしたね。 とにかく、70年代半ばから80年代初頭は「マジンガーZ」あたりから始まり、スター・ウォーズ、宇宙戦艦ヤマト、ガンダム、イデオン、赤毛

    【雑記】・「オタク差別のはなし」 - ふぬけ共和国blog
  • YouTubeアニメまとめ アニメ・映画 - AnimeNavi -

    【更新情報】  《今日のランキング》 12/10 伝説の勇者の伝説 第23話 12/10 それでも町は廻っている 第10話 12/10 咎狗の血 第10話 12/10 アマガミSS 第23話 12/10 海月姫 第8話 12/10 探偵オペラ ミルキィホームズ 第10話 12/09 神のみぞ知るセカイ 第10話 12/08 もっとTo LOVEる -とらぶる- 第10話 12/07 侵略!イカ娘 第10話 12/07 おとめ妖怪 ざくろ 第10話 12/07 ヨスガノソラ  第10話 12/06 たまゆら(OVA) 第4話(先行放送) 12/06 荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ 第10話 12/06 百花繚乱 サムライガールズ 第10話 12/06 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第10話 12/06 心霊探偵 八雲 第10話 12/05 STAR DRIVER 輝きのタクト 第1

  • 削除しました- logical cypher scape

    2012年2月15日、はてなの法務担当を通じて西塚氏より削除依頼が来ているという連絡を受けたため、当記事を削除しました。 西塚氏側は、当記事のある表現が侮辱的表現であるため削除依頼したとのことですが、私には、その表現を侮辱として使った意図はありませんでした。 とはいえ、削除に応じない理由も特にありませんので、削除することといたしました。

    削除しました- logical cypher scape
    shinimai
    shinimai 2008/03/16
    コメント欄に本人降臨か?続報を期待します。
  • ochanoma.info

    This domain may be for sale!

    shinimai
    shinimai 2008/03/16
    ノーベル平和賞、ムハマド・ユヌス。
  • オススメなフリーソフト2008:アルファルファモザイク

    [ネット]君がつまらないと思うものが他の人にとっては面白いからニュースサイトが成り立つんじゃね? - 最終防衛ライン2

  • ITmedia Biz.ID:サイトの“戦闘力”を計測する「Web Scouter」

    現代は情報過多の時代だ。Webサイトもブログも山のように存在し、いったいどうやって選別したらいいのだろう。漫画「ドラゴンボール」に出てきた、対戦相手の戦闘力を測るアイテム「スカウター」のようにサイトの影響力を図れないものだろうか。 12月18日に正式公開された「Web Scouter」は、Googleのページランクをはじめ、はてなブックマークやdel.icio.usなどのソーシャルブックマークへの登録数、livedoor ReaderなどRSSリーダーでの購読数などを元に、独自の指標で各サイトの影響力をポイント化する。なお、RSSを配信していないサイトもポイントが分かるが、その場合はRSSリーダーの購読数は加味されない。 単なるページビューを集計するのではなく、比較的スキルが高いといわれるソーシャルブックマークやRSSリーダーのユーザーへの浸透度を考慮することで、そのサイトの影響力を計測す

    ITmedia Biz.ID:サイトの“戦闘力”を計測する「Web Scouter」