まずいきなり4手目△7四歩がとんできました。これは実はプログラムで組んだ設定だったようです。 42手目△6六角打は珍しい手でした。プロの対局では見ないような筋のようです。そして中盤までは、コンピュータの形勢判断は微差でツツカナ有利、プロ棋士の検討では船江恒平五段が若干有利という展開で進みました。 中盤になって、先手が優勢と思われていた場面において、74手目△5五香打がとんできたことで、雰囲気が怪しくなってきました。ボンクラーズの形勢判断も、ツツカナが+336と若干有利を広げてきました。 いきなり読み手を外されるときついでしょう。持ち時間が1時間を切ってきたので、大変な勝負になりました。 ただ、99手目▲7八龍として駒を清算した辺は先手の危険度がなくなり、銀得だったので優勢になっていました。 しかし、ここから勝ちきるのが大変だったようです。107手目の▲7二龍と入った所で108手目△7一歩と