『Read Only Memories』は、機械に管理された近未来のサンフランシスコを舞台に繰り広げられるアドベンチャーゲームだ。プレイヤーとなるしがないライターは、行方不明となった友人のロボットに捜索を依頼され協力するうちに、大きな陰謀に巻き込まれていく。デザインは、紫を基調としたセピアのグラフィックを採用しており、その道の人ならばすぐにその“サイバーパンク”色に気付くことができるだろう。ゲーム内容も、サイバーパンクがテーマでありながら、暗さだけでなく愛らしさや切なさと人間同士のドラマが描かれており、間口が広い作品となっている。 そんな『Read Only Memories』の開発元であるMidBossのスタッフが、同作の日本語版が配信されるということで、今回BitSummitのために日本へやってきた。今回、AUTOMATONと同じ運営元であるPLAYISMの協力もあり、アーティストのJ