写真は靴下を裏返した状態。かかと部分に「米ぬかシリコン保湿シート」を採用した。レディスは23~25cm、メンズは25~27cmを展開。5本指タイプもある。1260円(画像クリックで拡大) 鈴木靴下(奈良県磯城郡)の「歩くぬか袋」は米ぬか成分を練り込んだ靴下のシリーズだ。同シリーズの新商品「米ぬかシリコン」が2013年11月に発売され、早くもリピーターが続出しているという。米ぬか化粧品を販売する酒造メーカー、日本盛からは約1万足もの発注があり、2014年1月にはメディアで取り上げられ注文が急増した。 鈴木靴下の鈴木和夫 社長は、靴下製造のほか米の栽培も行う兼業農家。通常米ぬかは廃棄されるが、子どものころ、ぬか袋の油分で学校の廊下を磨いていたことを思い出し、「米ぬかを使った靴下を作れば、油分と体重による摩擦で保湿され、足裏の悩みを解消できるのではないか」と考え開発に至った。 歩くぬか袋シリーズ