グローバル人材の要件の1つに「発言力」がある。今回は、この発言力を磨いた人の事例を紹介しよう。磨くプロセスでコーチングを活用した事例なので、コーチングの事例としても同時に紹介したい。 さて、英国在住の日本人男性でコンサルタントのジン(仮名)にしばらく前に会った時、僕(キャメル)とジンはこんな話をした。 ジン:「しばらく前からコーチを雇っているんだ」? キャメル:「ゴルフとかテニスのコーチ?」 ジン:「違うよ。僕は1年前にパートナー(役員)に昇格したんだけど、唯一の外国人(日本人)で、パートナー会議に出ると一言も話せないことが分かった」 なぜか最小限のことしか言えない ジンは高校時代から欧州に住んでいて、英国の大学を卒業したこともあり、日本人離れしたオックスフォードシュイングリッシュを話す。だから、僕はジンの言うことがにわかには信じられなかった。 キャメル:「どうして? ジンの英語はほとんど
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