ソニーは2015年どんな新製品を出して巻き返しを図ろうとするのだろうか。1月に開催された家電展示会「2015 International CES」のなかでも、注目に価するモノをAVライターの折原一也氏が解説する。 2015 International CESに出展するメーカーのなかでも、毎年意欲的な製品を送り出すメーカーがソニーだ。同社のプレスカンファレンスではソニー平井社長みずから、同社らしいユニークな製品を紹介していた。
メッセージを書いてからくるっと丸めると楽器の形になるメモ「ku・ru・ru gakki series」が話題だ。ピアノ、バイオリン、ギター、サキソフォン、クラリネット、トランペットの6種類があり、販売元のペーパリー(東京都新宿区)によると、2014年11月の発売後、小学生からファミリー、中高年まで幅広い層に売れているという。 同社は紙をインテリアにするというコンセプトの「カミテリア」ブランドを2010年に設立。折る、丸める、結ぶなどして紙を立体のオブジェや箱のようにするメモ用紙を出してきた。「カミテリアのメモは立体になるとメモの文字が隠れるという実用性があり、“特別なメッセージをときどき開いて見られるのが良い”“もらった相手が飾ってくれているのがうれしい”と好評です」(同社広報担当者)。 形はこれまで小鳥や猫など動物中心だったが、ユーザーの要望に応え、楽器が登場。1枚の紙で楽器の形を再現す
野村浩子 ジャーナリスト・淑徳大学教授 日経ホーム出版社(現日経BP社)で「日経WOMAN」編集長、女性リーダー向け雑誌「日経EW」編集長などを歴任。日本経済新聞社・編集委員などを経て、2014年4月から、淑徳大学人文学部表現学科長・教授。財政制度等審議会委員など政府審議会委員も務める。 この著者の記事を見る
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く