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2015年6月23日のブックマーク (2件)

  • バングラデシュ:児童婚で傷つけられた少女たち

    (ダッカ)— バングラデシュ政府はその公約にもかかわらず、児童婚廃絶に向けた措置を未だ十分にとらずにいる、とヒューマン・ライツ・ウォッチは日発表の報告書内で述べた。それどころか、シェイク・ハシナ首相は2014年7月に2041年までに児童婚を廃絶する、と誓ったのとは反対の方向に舵を切り、婚姻適齢(結婚が法的に可能な年齢)を18歳から16歳に下げようとしており、公約が反故にされるのではないかという重大な懸念が深まっている。 ユニセフの研究によると、バングラデシュは15歳未満の少女の児童婚率が世界でもっとも高く、少女の29%が15歳になる前に結婚するという。11歳になる前に結婚する少女も2%いる。中央政府の不作為に地方政府が相乗るかたちで、幼い少女たちを含む児童婚が、制止されることもなく続いている。自然災害に対して著しくぜい弱な同国では、被害を受けて貧困状態に陥った家庭のなかで、娘を結婚させる

    バングラデシュ:児童婚で傷つけられた少女たち
  • 4人の女郎を描いた物語、『親なるもの 断崖』への思いを語る

    昭和の北海道・室蘭市を舞台に描かれた曽根富美子さんの作品『親なるもの 断崖』が今、注目を集めている。 同作の単行化は1991年。すでに絶版となっているが、電子書店「まんが王国」のプロモーションで人気が再燃、7月10日には宙出版から新装版が発売される。 明治から昭和に掛けての北海道では、国を挙げて開拓が進められていた。その歴史の陰には多くのタコ部屋労働者や、遊郭で身を売る女性たちの姿があった。「親なるもの 断崖」は、親に売られ、幕西遊郭で働くことになった松恵、梅、武子、道子という4人の少女を主人公に物語が紡がれていく。 eBook USERでは、作者の曽根さんにインタビュー。デビューから「親なるもの 断崖」を描くことになったきっかけ、さらに次回作のテーマについても聞いた。曽根さんからは、取材の際に撮影した室蘭の写真を提供いただいたので、併せてご覧いただきたい。 高校時代に『りぼん』でデビュ

    4人の女郎を描いた物語、『親なるもの 断崖』への思いを語る