2018年に明治維新150周年を迎えます。福沢諭吉は「一身にして二生を経るが如く一人にして両身あるが如し」(『文明論之概略』)と記しましたが、それにならってみれば近代日本はこの150年で三生も四生も経たように思います。 近代に憧れ“坂の上の雲”を追った時代、日清・日露の戦勝(後者は危ういものでしたが)を経て第一次世界大戦で大国となったのが1918年、ちょうど明治維新後50年にあたります。その後、軍国主義、帝国主義の道をひた走った30年弱、そして戦後曲がりなりに民主主義国家となって70年余、日本はどれほどの変化を経てきたのでしょうか。この100年は日本になにをもたらしたのでしょうか。 夏目漱石研究者の石原さんは「漱石の書き込んだ風俗は、当時どんな意味を持ったのだろうか」、「漱石の時代の読者は、漱石の小説をどんな風によんだのだろうか」という関心から、2千冊以上の「雑書」にあたったそうです。そこ
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