いつのまにか寄り添い、旅をするようになったグレアム、アンジー、マックス、サーニンの4人を描いた「はみだしっ子」は、1975年から1981年にかけて花とゆめ(白泉社)にて連載。「はみだしっ子」初の舞台化となる今作は、10月20日から11月5日まで東京芸術劇場のシアターイーストにて、スタジオライフにより上演される。1995年に病気のため42歳で死去した三原が、ヘビースモーカーで、大きな黒いトランクを持ち歩き、いつもキャップをかぶっていたことにちなみ、舞台「はみだしっ子」はTRK(トランク)、TBC(タバコ)、BUS(帽子)の3チームによるトリプルキャストで展開。なおスタジオライフが三原作品を手がけるのは、2001年10月に上演された「Sons」以来、16年ぶりとなる。 製作発表記者会見には、脚本・演出を手がける倉田淳とキャストたちが登壇。倉田は「あまりにも高い山でどう登ろうかと四苦八苦していま