誰にとっても家事は「めんどくさい」 これは俺が会社員で、奥さんが専業主婦だった頃の話だ。 奥さんは常日頃からもっと家事を手伝って!と、俺に主張していた。 朝ごはんの後に「暇なら洗濯物を干して行って」 「たまには洗い物をして」 「洗った皿を片付けて」 「休みの日にはお昼ご飯作って」 「夜ご飯もたまには作って」 「部屋に掃除機かけて」 「お風呂を掃除して」 「トイレも掃除して」 等々 主夫になった今ならわかる。 これらのうち一つでもやってくれるだけでどれだけ楽になるか。 言い続けた結果 家事を一手に引き受けて奥さんは大変だったのだろう。最初こそ家事には無頓着だった俺だが、奥さんの要望や家事の大変さに気付くいくつかのきっかけから家事を少しずつ手伝うようになっていった。 会社員時代も洗濯物を干すのと取り込んで片付けるのは俺の仕事だった。 また子供のお風呂や寝かしつけはほぼ必ずしていた。 さらに休日