東京電力パワーグリッドと大和ハウスグループの大和リビングマネジメントは、住宅内の電気使用状況などの情報を基にした新サービス創出に向け、2017年8月1日から実証実験を開始する。ソニー発のベンチャー企業インフォメティスのセンサー技術を活用し、住宅向けに、家電を自動制御するシステムの開発を目指す。実現すれば、生活リズムや気候、家族の在宅状況に合わせてエアコンが自動で温度を調整したり、電気の使用状況から家電製品の寿命などを予測、買い替え提案してくれたりする住宅も登場しそうだ。 将来的には100万世帯導入を目指す 今回の実証実験を通じ、東京電力パワーグリッドは、家電製品の種類ごとに、電気の使用量の変化をリアルタイムで検知するIoTプラットフォームを開発。大和リビングマネジメントは、それらの情報と、温度や湿度などの情報を合わせ、エアコンなどの家電製品を自動制御する賃貸住宅向け機能を開発する。 実証実
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