新型コロナウイルスの感染者に占める18歳以下の割合が増え、4分の1に迫ることが国立感染症研究所の分析でわかった。これまで全体の1割程度で推移していたが、8月から急増。12歳未満はワクチンを接種できないため、割合が相対的に上がったとみられる。 【画像】40度の熱が2週間…「僕は死ぬの?」小6の涙 コロナ後遺症に注意 感染研によると、全感染者に占める18歳以下の子どもの割合は4月から増加傾向で、8月に入って顕著に増えた。9月上旬には2割を超え、1週間あたりの感染者は1万人を超えている。 一方、65歳以上の割合はワクチン接種が進んだ4月以降に大きく減り、全体の4分の1を超えていたのが1割以下になった。 厚生労働省が感染者情報を管理するシステム「HER―SYS(ハーシス)」のデータで確認したところ、子どもの感染場所は自宅が最も多かった。感染場所がわかる8月の1万2194人のうち、自宅で感染したのは