前回の続きです。漫画は前回分から載せます。 あらすじ。 ついに「タバスコ野郎」ことラジャさんが登場しました。 「おや?君は…ベンジャミン君じゃありませんか!」 ラジャさんがベンに話しかけました。 「これは嬉しい偶然ですね。ナタリアさんと君がお知り合いとは知りませんでした。同じアメリカ人同士ですから、何も不思議ではありませんが。ーーところで」 ラジャさんは僕の方を、手で丁寧に示しました。 「そこの日本人の彼は、君のお友達ですか?紹介していただけるとありがたいのだが」 「彼は俺のプライベートのパートナーです」 ベンは警戒した様子ながら、迷うことなくスパッと答えました。誰かにこうも直接僕らの関係性を聞かれたら、僕なら思わず、言葉を濁してしまうかもしれません。全然怯まないベンは、勇気があるなと思います。 「俺たちに一体、何のご用です?あなたが妙な手配書を作って、彼のことを嗅ぎ回っているのは知ってい
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