講談社月刊現代休刊…読者の著しい高齢化で販売低迷 「月刊現代」(下)の休刊を決めた講談社=東京・音羽(クリックで拡大) 出版大手の講談社が発行する月刊誌「月刊現代」が休刊することが、30日までに関係者の話で分かった。読者層の高齢化が著しく、販売の低迷が続いたことから休刊を決断したという。月刊誌については今年5月に「主婦の友」(主婦の友社)が休刊。「論座」(朝日新聞社)が9月、「PLAYBOY日本版」(集英社)が11月の休刊を決めるなど苦境が続いており、各誌は態勢の見直しを進めている。 関係者によると8月下旬、講談社の幹部が編集部員に「9月いっぱいで編集部を閉じる」と伝えた。12月1日をもって休刊。関係社員には9月上旬にメールで知らせるという。 同誌の内情に詳しい関係者は「読者アンケートも、回答者の多くは高齢者だった。読者の高齢化に伴って部数の減少が続いたため休刊を決めたようだ」と話した。