<高校野球青森大会:弘前学院聖愛4-3弘前>◇23日◇決勝◇青森市営球場 青森屈指の進学校である弘前は、夏の甲子園初出場まであと1歩で涙をのんだ。 1回に神馬拳太郎主将(3年)の中前適時打で先制。その後も一進一退の攻防を演じたが、7回にエース平川航希(3年)が決勝打を浴びた。五十嵐喜代敬監督(39)は「自分が勝ち運を持っていなかったから、1点差で甲子園を渡してしまった。選手に申し訳ない」とガックリ。それでも今大会全6試合に登板し、この日も125球を投げきった平川は「青森は私学が甲子園に出ることが決まりきった感じになっていた。県立高がここまでやれることを示せて良かった」と充実感をにじませた。
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