ブックマーク / interdisciplinary.hateblo.jp (15)

  • 菊池誠氏の言説について - Interdisciplinary

    anond.hatelabo.jp 菊池誠という人がいて、一時はてな論壇においてそれなりの存在感を放っていた。 はてな論壇とは? 論壇で今も跋扈する科学対非科学という対立軸 科学対非科学という対立軸なる見方は、よく解りません。ニセ科学を批判する論者に対しての、科学主義であるとか、そういう指摘などを非科学の立場に置いて見ている、のかも知れませんが。 2000年代後半。ニセ科学批判という社会運動が産声を上げた。 社会運動をいかなる意味合いで用いるか、にもよります。注目を集めたのは、ニセ科学シンポジウムや、菊池さんのNHK出演の辺り、でしょうか。 これは、自然科学に関する嘘をエビデンス棍棒で殴打するというシンプルかつ大変に社会的意義のある運動 私はこういう文脈で棍棒なる比喩を用いる意義も意味もよく解りませんが、それはともかくとして、自然科学に関する嘘という表現。これが、主に批判されていたものの特

    菊池誠氏の言説について - Interdisciplinary
    shinzor
    shinzor 2017/04/03
    kikulogの頃,ある記事が評判が悪くて,「そうかなー」とコメントしていたけど,そういうとこ好きだった。キャッチフレーズや例え話は危険だけど好き
  • ホメオパシーの問題とイケダハヤトさんの問題 - Interdisciplinary

    先日書いた記事で、プロブロガーのイケダハヤトさんが、ホメオパシーレメディに効果があるかのように記事で紹介なさった、という事を採り上げました。 interdisciplinary.hateblo.jp この、イケダハヤトさん周りの議論関連で、バズフィード・ジャパンに記事が上がりました。 https://www.buzzfeed.com/satoruishido/homeopathy-mondai(『繰り返されるホメオパシー騒動と「ニセ科学」 当の問題はどこに?』) 記者は石戸諭さんで、内科医のNATROMさんのコメントも紹介しつつ、ホメオパシーについての問題点を洗い出しています。 そして、こういった流れを受けてのイケダハヤトさんの反応は、以下のようなものでした。 ホメオパシーの問題点は「既存の医療を全否定して、(特にこどもの)医療機会が奪われる」ところにあるんだろうけど、ぼくは違うからなぁ

    ホメオパシーの問題とイケダハヤトさんの問題 - Interdisciplinary
    shinzor
    shinzor 2016/10/23
    当初から,分かっていながら書いているという批判が多かったけど,自ら認めたことを解説
  • イケダハヤトさんのホメオパシー紹介記事について - Interdisciplinary

    プロブロガーのイケダハヤトさんが、次のような記事を上げておられました。 www.ikedahayato.com これは、虫刺されや蕁麻疹などが、ホメオパシーで治るらしい、と紹介している記事です。イケダハヤトさんは自ら試してはおられないようですが、twitter上のつぶやきにある、それが効いたという体験談にリンクしてあります。 こちらで紹介されているホメオパシーというのは、18世紀末の医師であるハーネマンを源流とする療法で、同種の法則などの原理に基づいて構築されています。それは、何らかの症状をもたらす物質は、その症状を無くすためにも用いる事が出来る、というような考え方で、治療には、物質を水やアルコールで薄めて(希釈)よく振った(振盪)物を与えます。その薄めた物を、ホメオパシー・レメディ(以下、単にレメディと表現します)と呼びます。レメディは、砂糖玉に染み込ませるなどして与えます。狭い意味では

    イケダハヤトさんのホメオパシー紹介記事について - Interdisciplinary
    shinzor
    shinzor 2016/10/13
    ハチ刺されは大抵すぐ治るという説明が分かりやすい。風邪のレメディなら疑っても虫刺されレメディは信じるのはありそう
  • ニセ科学が根絶されない理由と、「根絶」について - Interdisciplinary

    理由はシンプルです。それは、 誤る人と嘘をつく人が絶える事は無いから ニセ科学というのは、科学のようで科学で無いものです。つまり紛い物。で、紛い物を使う人は、 紛い物が物だと思い込む人 紛い物を紛い物と知りつつ、社会的に好ましく無い事に使う人 紛い物を紛い物と知りつつ、社会的に許容される事に使う人 こう分けられます。 1 は、紛い物に騙される人、それを物と信じてしまう人。つまり、誤る人。 2 は、紛い物と知りつつ、それを悪く利用する人。つまり、嘘をつく人。詐欺師ですね。偽ブランド品を売りつける人、などを想像しましょう。 そして 3 は、それが紛い物であるという共通認識を作るもの。つまり、フィクションにおける設定など。これは通常、ニセ科学とは表現されないけれども、文脈(つまり、創作物の世界設定)を共有していない場合、文脈から、説や命題が切り離されて流布する可能性があります。 たとえば、ア

    ニセ科学が根絶されない理由と、「根絶」について - Interdisciplinary
    shinzor
    shinzor 2016/07/18
    確かに,詐欺師に科学者も騙されることから,科学リテラシーの問題だけじゃないと思う。
  • パズル解き――過剰診断が無く、検診も無効であるのに、検診群の生存割合が高くなる場合 - Interdisciplinary

    過剰診断(将来、症状や死亡の原因とならない疾患を診断すること)がゼロであっても、「まったく無効ながん検診が生存率を改善させる」現象が起きうる。— なとろむ (@NATROM) 2016年7月11日 過剰診断(将来、症状や死亡の原因とならない疾患を診断すること)がゼロであっても、「まったく無効ながん検診が生存率を改善させる」現象が起きうる。 NATROMさんが、過剰診断の議論でよく仰る事です。 思うにこれは、ある種の練習問題のようなもの、だと思います。その現象を想定出来るかどうかで、過剰診断という概念を捉えられているかどうかが解る、的な。 それで、結構複雑なものなので、やっぱり解らんなあ、という方もあると思います。 そこで、野暮ではありますが、ちょっとここで、考えてみましょうか。 と言っても、私が書いた、一連の検診関連のエントリーを読んでくださった方は、お解りの事と思います。で、そこで書いた

    パズル解き――過剰診断が無く、検診も無効であるのに、検診群の生存割合が高くなる場合 - Interdisciplinary
    shinzor
    shinzor 2016/07/13
    検診の意味と有効性評価ーー前編 に答え有り
  • 検診の意味と有効性評価――前編 - Interdisciplinary

    ご案内 エントリーは、検診について説明した連載記事の一部です。 連載は、以下の記事からなっています。 検診の意味と有効性評価――前編(記事) 検診の意味と有効性評価――中編 検診の意味と有効性評価――後編 検診の意味と有効性評価――参考資料 記述は正確さを心がけておりますが、誤りがあれば、コメント欄等でご指摘いただければ幸いです。 IE では、画像(svg ファイル)が上手く表示されないようです。いずれ対処する予定ですが、もし可能であれば、Chromium 系ブラウザや Microsoft Edge などのブラウザでご覧ください。手数をおかけします。 はじめに 検診をおこなった人々の 5 年生存率は◯◯で、おこなわなかった人々の生存率は△△%でした。このように、がんは早期発見が大切です。忘れずがん検診に行きましょう。 こういった記述を、検診を勧める文書で見かける事があります。 一見する

    shinzor
    shinzor 2016/07/12
    大変分かりやすい。
  • 伊藤隼也氏の発言の信憑性について - Interdisciplinary

    d.hatena.ne.jp こちらで検討されている、伊藤隼也氏の発言に関して、伊藤氏の発言及び、言及されている病院の発表を整理しておきます。※引用文内の強調は引用者による まず、発端の、伊藤氏の発言です。 拡散!熊済生会病院からSOS !以下の物品大至急欲しい!料(米、非常)ガス調理器(発生器)手術用消耗品(ガーゼ、糸)滅菌済み手術機器(オートクレーブ使用不可のため) また、透析患者多数も余震で水タンク破損の可能性ありで今後の水が不安。東日大震災同様で国の情報収集問題あり!— 伊藤隼也 (@itoshunya) 2016年4月16日 ↑ここで伊藤氏は、熊済生会病院において、いくつかの物資が不足しており、その確保に緊急を要する、という旨の発言をしています。 次に、言及された病院の発表です。 4/27日現在の料・水の充足について|お知らせ|社会福祉法人 恩賜財団 済生会熊病院

    伊藤隼也氏の発言の信憑性について - Interdisciplinary
    shinzor
    shinzor 2016/05/06
    冷静な観察ですね。
  • 疫学における「原因」とは - Interdisciplinary

    「ニセ医者」に騙されないために: 休眠妙薬 リンク先で、NATROMさんがニセ医者と評されています。その根拠はどうやら、NATROMさんが原因という概念を理解していないから、という事のようです。具体的には、タバコを吸わなくても咽頭がんになることもありますという主張が、「咽頭がんの原因はタバコである」の反例になっている、だそうです。 正直な所、リンク先の文章は、 「タバコ(喫煙習慣)」は「咽頭がんの原因」という集団に含まれる。これは正しいでしょう。 など、意味の解らない所が色々あり(含まれるのが正しいとは、どういう事でしょうか)、何を主張されているのか、だいぶ不明瞭なものがあるのですが、それはともかくとして、ここで、医学、あるいは疫学における原因というものについて見ておくのは重要だと思いますので、疫学の教科書を参照してみましょう。 原因とは 疫学で用いられている因果関係について理解を深めるに

    疫学における「原因」とは - Interdisciplinary
    shinzor
    shinzor 2016/01/19
    疫学の教科書に書いてあるのか。
  • Interdisciplinary

    noteに移行します。 note.com 何年か前に移行しようとした時、エディターが好みでは無い感じだったので止めたのですが、そろそろかなと思って再び試した所、なかなか良さそうだったので、実行する事にしました。 もともとアクセス数の多いブログではありませんが、はてなnoteではユーザー層も違うでしょうし、何かしらの変化があるのかも知れません。どうなのでしょう。私の書く内容は、はてな向き、noteでは特殊という印象がありますが、単なる先入観でしょうか。 しばらくは、はてなに書いたものを適当に移していく予定です。エクスポート/インポート も考えましたが、色々崩れそうなので諦めました。 最初の記事としてアップしたのは↓ note.com ここ最近でもまあまあ良く書けたかな、と思っているもので、昔から論じてきたニセ科学にも関連し、この人の文を手にしてきたという一人である中谷博士に言及・引用した

    Interdisciplinary
    shinzor
    shinzor 2015/10/12
    図解すると分かりやすいかも
  • 内海聡氏の考えに近いのではないかと紹介された人達 - Interdisciplinary

    先日、内海聡氏がfacebookにて、自分に同意する医療関係者はどれくらいいるのか、という事を尋ねておられました。 そーいえば忘れてた。全国のみなさん、このウォールに書いてることにも同意してくれそうな(全部じゃなくても)、クリニックとか病院医師ってどれくらいいますかね?。もし私の知らない人がいたら教えてください。コメント欄とかに書いてもらうと助かる。 https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/864386090311812 それに対して、コメント欄に、幾人かの医師や、クリニック・病院が紹介されています。 これはなかなか興味深い資料となり得るものなのですが、他薦であり、文献などからの主張の引用も無いので、そのままでは、挙げられた人達が当に内海氏に同意しているか、あるいは考えが近いか、と評価する事は出来ません。 ですので、紹介されている人や施設

    内海聡氏の考えに近いのではないかと紹介された人達 - Interdisciplinary
    shinzor
    shinzor 2015/09/05
    有意義
  • 仲正昌樹氏による言及について - Interdisciplinary

    先日書いたエントリー ポストモダンにおける、自然科学概念を用いた比喩、の意義とは - Interdisciplinary について、仲正氏から言及がありました。 私の文章に対して、ツイッター上で「噴飯!」などと豪語していたハンドル名「ublftbo」という人物が、自分のブログに「ポストモダンにおける、自然科学概念を用いた比喩、の意義とは」という文章を書き、そこに『「知」の欺瞞』の一章の一部をコピペして紹介している――これを読むと、この人物が、批判されている側の元のテクストはほとんど読んでいないか、そのテーマが何かさえ理解していないらしいことが伺える。その文章に対して、こいつのお友達らしい「甕星亭主人」という人物が、「焚けよ坑めよ、と迄は云わんでもうんざりする話。 おまいら、ゲーデル判って引き合いに出してるんか、と数学史家が憤慨してる文章を何処かで読んだな。 根原理を把み従って森羅万象を解

    仲正昌樹氏による言及について - Interdisciplinary
    shinzor
    shinzor 2015/08/05
    "書かれていない事を読み取り過ぎ(そして書いてある事を読めて無過ぎ)。"
  • 死亡の指標とsivad氏の誤り - Interdisciplinary

    概要 世界の甲状腺癌の現状における、長崎大学名誉教授の長瀧重信氏の発言に端を発する議論についてです。その発言は、次のようです。 甲状腺癌と診断され、手術される患者の数は確実に増えているにも関わらず、甲状腺癌の死亡率は減少していません。少なくとも手術される患者の増加に比べて死亡率の減少は、はるかに緩やかです。その結果、「手術しなくても死亡しない患者」が手術されているのではないか、という考えも出てきました。 これについて、twitter上で幾人かの方が、疑問を呈していました。つまり、長瀧氏は何かおかしな事を言っているのではないか、との指摘です。その流れで、sivad氏が、次のような主張をします。 @sivad ちょっと考えればわかるけど、ここでの死亡率は無論甲状腺がんによる死亡率なので、「手術しなくても死亡しない患者を手術」して件数が増えているのであれば、その分の死亡率は確実に減るわけ。それが

    死亡の指標とsivad氏の誤り - Interdisciplinary
    shinzor
    shinzor 2015/04/08
    各所で混同への注意がなされている。http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/NATROM/status/575518153301696512/
  • 大雑把な菊池さん - Interdisciplinary

    何度でも同じような事を書きます。大切な所だから。 たとえば、EMで放射能を消せないことくらい、立証するまでもなく「できない」と断言できる。そのくらいニセ科学の科学的正否は易しい問題。考えなくてはならないのは、それでもなおEM除染に縋ってしまう人たちがいるのはなぜか、とか、EMを推進しようという政治家が少なからずいるのはなぜかとか https://twitter.com/kikumaco/status/572243964499111936 このように、内側にいる人にしか通じない物言いは控えるべきなのですって。 まず、立証するまでもなく「できない」と断言できる。は、 それまでの科学の知見に基づけば という前提が要ります。その、科学の知見というものがあれば、知識の体系における基礎の部分、根の原則的な所から、わざわざ実証研究をおこなわなくても、検討している現象は起こらないと断定的に言える……とな

    大雑把な菊池さん - Interdisciplinary
    shinzor
    shinzor 2015/03/03
    twitterは言葉足らずで独り言みたいなものではないかな。それを分かる人だけ分かるというか。私には分からないものが8割。ブクマも同じ。
  • 募集:なぜ「原発はニセ科学」か - Interdisciplinary

    私は、 原発はニセ科学である という、命題と言うか主張と言うか、それの意味がまるで理解出来ないのです。 これは、文字通りに理解が出来ないというのであって、その言明に賛成であるとか反対であるとか、それ以前の問題です。単純に、意味が取れないという事です。 そこで、原発はニセ科学であると考える方へ。もしよろしければ、コメント欄で、教えて下さい。 これは、原発をニセ科学だと言う人はこう考えているであろう、というのでは無くて、自分は原発をニセ科学だと思っている、という方の意見をうかがいたいという事です。 ここでしたいのは議論では無く、単純に、教示が欲しいのです。政治的・思想的立場とか、そういう事も全くどうでも良く、単にその命題の意味が知りたいだけです。 て訳で、ここのコメント欄限定のローカルルールとして、 原発とは何か ニセ科学とは何か 何故原発がニセ科学と言えるのか のみを、1つも欠かさず書いて下

    募集:なぜ「原発はニセ科学」か - Interdisciplinary
    shinzor
    shinzor 2015/02/28
    そういう主張があるのですか。どこにあるのか教えてください。見てみたいので。→教えていただきました、ありがとうございました。雰囲気はわかりました。
  • 議論以前の問題 - Interdisciplinary

    あんまりだと思ったので。 なとろむ(NATROM)氏は「化学物質過敏症トンデモ批判」を終息し、撤退戦に入ったのでしょうか。やましい所がないなら、しかも当の医師(内科勤務医)というなら、患者である私をブロックする必要はないと思いますが。 http://twitter.com/mortan_cs/status/499206212945076226 この、いつもの人の定期つぶやき、への返信↓ ふふふ。なとろむ氏も化学物質過敏症になってしまい、もう、今は何も言えない…ということなら、一番嬉しいですね〜。 http://twitter.com/yuriKANKYOU/status/499208506017206273 どういう認識してたらこんな事言えるんでしょうね。自分が重大だと思っている病気(その疾患概念が妥当かというのはこの際措いておきます)の話題の流れで、誰かがその病気になっていたら嬉しいと

    議論以前の問題 - Interdisciplinary
    shinzor
    shinzor 2014/08/13
    自分の境遇の改善ではなく,他者の境遇の悪化による平等を喜ぶ感情,足の引っ張り合いは根強い。
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