1.診断→予測→提案型リサーチの復権 1960年代には丹下健三、地理学者の木内信蔵らが日本地域開発センターを主導した。70年代にはCDIやNIRAなどのシンクタンクの創設が相次ぎ、黒川紀章が社会工学研究所を率いるなど、都市のマクロ的リサーチが隆盛した。なかでも日本地域開発センターは、国土計画、地域経済、交通・人口量調査などの統計データを駆使し、それらのデータをアイソタイプなどによってヴィジュアル化した。そのことにより、都市の全体的な構造を浮かび上がらせ、共有可能なものにし、政策提言へと結びつけていった *1。 その後、80年代は江戸-東京論ブームのもと、記号論、現象学、カオス肯定論を通じた、コンテクストの読み込み、表層や断片の類型化、街路における経験の記述など、都市のミクロ的リサーチが進んだ。具体的には、陣内秀信の『東京の空間人類学』や藤森照信らの路上観察学会の仕事などを挙げることがで
6/1 (土)13:00 - 18:30 川出良枝、西海真樹、川島周一、金山準、重田園江、北垣徹、高橋信行:北川忠明、矢後和彦 :山元一、伊達聖伸 思想としての<連帯>と<オートノミー> 人と人との理想的なつながりを求めて 日仏会館ホール https://fmfj-20240601.peatix.com/ 平和の追求: 18世紀フランスのコスモポリタニズム 作者:川出 良枝 東京大学出版会 Amazon 変容する地球社会と平和への課題 (中央大学社会科学研究所研究叢書32) 作者:西海 真樹,都留 康子 中央大学出版部 Amazon プルードン 反「絶対」の探求 作者:金山 準 岩波書店 Amazon 連帯の哲学 I 作者:重田園江 勁草書房 Amazon 連帯の新たなる哲学: 福祉国家再考 作者:P. ロザンヴァロン 勁草書房 Amazon レイモン・アロンの政治思想 作者:北川 忠明
明治以降、日本にもたらされた「近代」という概念。思想だけはなく、法律、建築、教育などのあらゆる分野にその影響が及んだ。さらに戦前は、近代を乗り越えようとする動きまでが起こった。戦後、民主主義が導入され、"真の近代化"を果たした日本人は、自分で考える力を持った「近代的個人」になったはずだった――。 2012年1月30日に放送されたニコ生トークセッション「愚民社会」では、社会学者の宮台氏と評論家の大塚英志氏が登場。両者はともに、空気に縛られやすく、政治を人任せにしてきた日本人は近代への努力を怠ってきたと指摘する。番組では宮台氏と大塚氏が、「愚民」というキーワードを軸に、3.11以降よりあらわになった日本の問題点を暴いていった。 以下、トークセッションを全文書き起こすかたちで紹介する。 ・[ニコニコ生放送] 全文書き起こし部分から視聴から視聴 - 会員登録が必要 http://live.nico
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