国見昭仁(くにみ・あきひと) 1972年、高知県生まれ。クリエーティブ・ディレクター、経営戦略家。 96年、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)に入行。アサツーディ・ケイ(現・ADKホールディングス)を経て、2004年に電通に入社。10年、社内で経営/事業変革のクリエイティブユニット「未来創造グループ」を立ち上げる。同グループは17年に「電通ビジネスデザインスクエア」に拡張。18年、エグゼクティブ・プロフェッショナル(役員待遇)に就任。20年、電通を退社し、6人の仲間とともに「2100」(東京・港区)を創業。主なクライアントにダイセル、パナソニックエナジー、スノーピークほか。 澤本さんと国見さんはともに「クリエーティブ・ディレクター」という肩書で仕事をされています。澤本さんは1990年に新卒で電通に入社し、以来、クリエーティブ局一筋。一方、国見さんは、96年に新卒入社した都市銀行から広告業界に移