「モバゲータウン」を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)、携帯電話向け電子ブックや画面カスタマイズコンテンツを手掛けるプライムワークスが相次いで株式分割の実施を発表し、株価を急騰させている。ライブドアショック前は「成長企業の証」ととらえられ、株価急騰のきっかけとなっていた株式分割が再び増加しており、市場関係者の注目を集めている。 DeNAは4月20日に1株を300株とする株式分割を実施すると発表。同時に現在1株の売買単位を100株にくくり直すため、実質は1対3の株式分割となる。株式分割後は現在70万円台半ばの最低投資金額が20万円台まで低下する。 株式分割は株券を分割するため、発行済み株式数が増加して株価が低下する。発行済み株式数の少ないベンチャー企業の場合、発行済み株式数が増えて流動性が増す上に株価が低下するため、投資家は投資しやすくなる。一方で業績や企業価値など、株価の判断材料となる
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