ブックマーク / naito.blog.drecom.jp (9)

  • 物理的にコピーが難しいのではなく、サービス的にコピーできないもの - Number7110

    先週、上海に出張行ってました。 目的はもろもろあったのですが、 メインはソーシャルアプリ/ゲームに関しての中国の視察といったところでしょうか。 近々北京にもいくわけですが、 最近よく考えるコンテンツプラットフォームとコンテンツの関係に関してちょうどいくつか興味深い記事もあり、表題の件に。 有料ゲーム危機の時代 iPhoneアプリは「ゼロ化」の法則に立ち向かえるか 有料ゲーム危機の時代 Free to Play(基プレイ無料)で収益化はできるか いくら物理的に難しくても、 コピーできるものはコピーできると考えた方がいい。 例えば上海でみた光景はiphoneの有料アプリですら電機屋さんに行けばただ同然で自分のiphoneに突っ込んでくれて、それが当たり前になっている。 iphoneもどきのようなものがものすごくたくさんあり、 (日でいうビッグカメラみたいなちゃんとした

  • コスト削減とは何か - Number7110

    3.30号の日経ビジネスで「コスト削減の達人」という特集が組まれていた。 この経済状況下のわかりやすい特集。 読んでいて、各社いろいろなことをやっているなぁ、と思った。 同時にこの1年半を振り返った。 実は、というほど新しい話ではないが、ドリコム社では1年半ほど前に事業の立て直しに全社をあげて取り掛かった。 2007年の初夏、数人のプロジェクトメンバーを極秘で任命して、PLとBSの双子の赤字を建て直す計画を策定して、社員を集めて発表した。 このあたりの話は書き出したらきりがないほどいろいろなエピソードがあるわけだけど、目下、半年後に向けての命題としてあったのは、 2008年3月末までに経常利益を黒字にすること 2008年3月末までに資金調達のめどをたてること だった。 なんでかといえば子会社の株式を担保に入れた借入に対してのコビナンツ(借り入れの際の約束事)がそうなって

  • モバイルビジネスとCMを考える - Number7110

    企業のCM離れが叫べれて久しい昨今ですが、一方で最近ネット企業のCMもよく見かけます。 モバゲー、GREEmusic.jp、ドワンゴ、サイバーエージェントFX、クリック證券、パクロス、etc そこでIR資料があるDeNA(モバゲー)、GREE、MTI(music.jp)、ドワンゴの4社の広告宣伝費と獲得会員数から単純に獲得単価を出してみた。 DeNA 2008年10月~12月 広告宣伝費 910百万円 上記期間 会員獲得数 70万人(モバゲーのみ) 獲得単価 1300円(全広告宣伝費/獲得会員数) 売上に占める広告宣伝費の割合 9.7% GREE 2008年10月~12月 広告宣伝費 312百万円 上記期間 会員獲得数 132万人 獲得単価 236円 売上に占める広告宣伝費の割合 10.7% ドワンゴ 2008年10月~12月 広告宣伝費 962百万円 上記

  • これからのネットビジネスの潮流、5つのポイント まとめ - Number7110

    とりあえずまとめ。 これからのネットビジネスの潮流、5つのポイント 1.これからはの注目は課金ビジネス 課金がくる!というより、何にどういうプロセスで個人がお金を払うかがポイント。 まだ思いもしないようなものが生まれると思う。 2.これから新たなビジネスモデルが起こりそうなのはトランザクションビジネス ここはまだまだこれからの分野。 交通量が多くなるのは必然的に金融とコミュニケーション。 コミュニケーションがカギ。 mixiをはじめとしたソーシャルアプリに期待。 3.EC、広告、課金ビジネスの今後 CCIも電通完全子会社の発表があったが、ネット広告の今後はどうなるんだろう。 4.これから大きな変化が起きる業界は人材業界 不況の影響をもろに受けている人材業界。 ただ、ビジネスは人なので総悲観的なムードの中、新しい芽が起きるはず。 5.可処分所得と可処分時間に変遷

  • Number7110

    以前、お伝えした次世代ビジネスリーダー育成インターン なんですが、先日、募集を締め切りました。 弊社主催でも既に3回の開催実績があり、毎回400名ぐらいの応募をいただいております。 今回は京都大学主催で、弊社で共催をさせていただきました。 結果、全国の学生からたくさんの応募を頂き、 その数1000名を超えました! これは国内のビジネスプランコンテストでは最大規模じゃないかと思います。 この中から書類審査で選ばれた100名の学生が優勝に向けて切磋琢磨がんばります。 一方で書類審査だけで当にちゃんと選びきれているのかと聞かれると それは正直難しいと思っています。 なので、今回選ばれた100名は内容もよかったのですが、 +起業家にとって重要な要素である「運」があったのではないかと思います。 いま僕の席の近くで社内の運営チームは猛烈な勢いで来週の開催に向けて準備を進めていま

  • これからのネットビジネスの潮流、5つのポイント 其の五 - Number7110

    気がついたら1月も月末で年初だからと思って書き始めたので1月以内にと思いその五。 ちなみに一、二、三、四は以下から。 1.これからはの注目は課金ビジネス 2.これから新たなビジネスモデルが起こりそうなのはトランザクションビジネス 3.EC、広告、課金ビジネスの今後 4.これから大きな変化が起きる業界は人材業界 そしてその五 5.可処分所得と可処分時間に変遷を考える 少し大きい視点から考えると日のGDPは約515兆円。 相対比でみると日の広告市場は7兆円だから対GDP比でみると1.3% ネット広告市場は6000億なので0.11% 日の個人消費はGDPの約55%なので283兆円。 家族が二人以上の世帯の消費支出は32万円。 (2004年/総務省調べ) 消費支出は毎年変化があれどここ10年ぐらい1~2万のぐらいの変化なので大体30万強というところ。 ポイントに

  • これからのネットビジネスの潮流、5つのポイント 其の四 - Number7110

    風邪ひいて、体調崩して、としているうちに前回から時間がたってしまいましたが、其の四。 ちなみに、一、二、三は以下から。 1.これからはの注目は課金ビジネス 2.これから新たなビジネスモデルが起こりそうなのはトランザクションビジネス 3.EC、広告、課金ビジネスの今後 4.これから大きな変化が起きる業界は人材業界 ネットビジネスにおいてビジネスモデルの転換や新しいビジネスモデルの誕生など大きな変化が起きるのは人材業界だろうと思う。 (ただし、金融業界と不動産業界は除外した。 金融業界は常に新しい商品が生まれているから。 最近だとCFDとか。 不動産業界も質的にはまだネットというよりリアル主体なので) 人材業界の簡単なビジネスモデルは3つで 1.人材広告 リクナビとかenjapanとかの1Wいくらはらうと、ポータルサイトに求人広告が掲載されますよ、というパターン

  • これからのネットビジネスの潮流、5つのポイント 其の三 - Number7110

    というわけで其の三。 あんまりあっちのこともそっちのことも気にせず書いているけど、まぁ、極々個人的なネットビジネスに対しての考察です。 で、其の三は 3.EC、広告、課金ビジネスの今後 BtoCのネットサービスのビジネスモデルの基としてEC、広告、課金ビジネスがあるわけだけど、それぞれがどうなっていくかから、市場全体を見てみる。 EC 誰もが想像通りでこれからも伸びていくと思われる。 特に携帯からのECはもっと伸びていくだろう。 特にまだあまり浸透していない生活周り、または生活必需品周りのネット購買の普及が進むことによってECの売上は増えていくと思われる。 例えばトイレットペーパーとかお茶とか、かさばる物や重いもの。 当たり前といえば当たり前だが、まだまだスーパーやディスカウントショップで購入している層のが多い。 やはりそうなるとますます配送コストがポイントになるわ

  • これからのネットビジネスの潮流、5つのポイント - Number7110

    年明けということもあり、こんなタイトルを。 1.これからはの注目は課金ビジネス ○携帯の非公式サイトによる課金ビジネス ○mixiのオープン化によるアプリの課金ビジネス ○ポイントを介した形の課金ビジネス の3点が特に気になる。 ○携帯の非公式サイトによる課金ビジネス 海の向こうではiphoneのアプリが熱狂的な盛り上がりを見せているが、こと日だとキャリアも課金の仕組みを今後オープン化していく中でいまの公式サイト的な課金の枠を超えた課金ビジネスが生まれると思う。 ○mixiのオープン化によるアプリの課金ビジネス   個人的には一番気になるのはこれで、mixiのオープン化と連動してmixiアプリの課金サービスがいろいろ登場する中で、アバター的なものよりも「アイテム課金」「デジタルギフト」「新たなデジタルコンテンツ(musicとか動画とかじゃなくて)」で収益をあげるアプリが

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