まるまる動物記(1) (アフタヌーンKC) ■【オススメ】岡崎二郎で動物記?どんなものかと 思ったが、さすが氏が手がけるだけの中身であった。 岡崎二郎といえばSF、という見方からすると、 動物記という題名から中身が想像しにくかったが、 本編は本当に動物もの、とはいえ虫なんかの話も多い。 一方で、それでも氏が手がけただけの 仕掛けがあり、動物たちの生態に関して、 謎掛けと理由づけが巧くなされた作品に仕上がっている。 そうした創作に対して、一篇づつに、 生物学者である池田清彦の解説がついている。 漫画はあくまでも創作、として、 生物学的な見地からぶったぎっているところが 面白い。対にして読むと面白い点では、 「恨ミシュラン」 以来の名コラボレーションと言っても良いかもしれない。 岡崎二郎氏はSF漫画の代名詞でもある。 科学に基づき、仮説を提示し、ものの見方を 捻ってみせる、という点で、 唯一無
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