深紅のエスカ (ダイトコミックス 342) ■【オススメ】超能力と戦争を絡めたミステリー。 ミスディレクションが巧い。 マンガとしては説明書きが多めだが、コンパクトに まとめる上では致し方ないと思える程度。設定が厄介なので 読み込みづらさはあるものの、上手な流れで、飲み込めないことはない。 友人が死んで一年。ヒロインはクラスメイトとトランプしていても、 手を抜かないと全部勝ってしまうという。それは級友たちもわかっている。 そんなヒロインは、呼ばれた、といって席を立つ。テレパシーでやりとりができる 彼女は超能力者である。学校には特別なチームがあって、生徒6人がそこに 所属していた。心臓が弱かったり目が見えなかったり口が聞けなかったりと ハンデを負う者も多い。一年前に死んだのはその中のひとりだった。 その、死んだ仲間の親が亡くなる。戦争の被害が後を引くなか、敵国への 反対運動を展開していた過激