ブックマーク / lightingup.hatenablog.com (31)

  • 論語から読み解くリーダーシップに必要な要素:論語に学ぶその2 - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    自身の学びの意味も合わせて、実践的な教えである論語をビジネスに活かす方法を取りまとめており、今回は第2弾としてリーダーシップのあり方を考えてみた。 なお前回の投稿はこちら。 lightingup.hatenablog.com 論語に「民は之を由らしむべし。之を知らしむべからず」という言葉がある。 子曰、民可使由之、不可使知之。 民は之を由らしむべし。之を知らしむべからず 民にすべてを教えることは難しく、信頼させるべきである、という意味だ。 少し補足すると、はじめの「べし」は命令、後半の「べからず」は不可能的推量と断定を一にした意味の助詞で禁止の助動詞ではないのだが、「知らしむべからず」を誤訳して「民に詳細を教えるべきではない」「教える必要はない」と理解している人もいるが、それは間違いである。 安岡正篤はこの言葉について次のように語っている。 民衆は利己的で目先のことしかわからないから、爲政

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  • コンサル男子は料理が好き!?美味しい焼きそばの作り方 - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    土日のお昼は焼きそばを作ることが多い。理由は単純で、簡単に作れるさら。 そしてせっかく作るのであれば、美味しく作りたいと思い試行錯誤を繰り返し、かなり美味しい焼きそばを作れるようになった。 なので今回は、焼きそばを100回以上作っている身として、これまで調べたり実践して得た「美味しい焼きそばを作るコツ」を伝授しようと思う。 美味しい焼きそばの作り方 麺は水洗いし、先に焼く 一般的な市販の麺は油でコーティングされており余計な味・においがするのでまずそれを洗い落とす。そしてその後麺を一度焼いてしまう。 そうすることで、臭みをとり、麺自体を美味しく香ばしく仕上げることができる(麺に焦げ目が欲しい人は、ここで調整する)。 なお、この後肉と野菜を焼くので麺はいったんフライパンからお皿に退避させておく。 (この工程は面倒であればレンジでチンでもOKだ) 肉ともやし以外の野菜をいためる 肉は豚バラが美味

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  • 雑巾掛けのできる掃除ロボットブラーバをオススメする理由 - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    ルンバで有名な iRobot が掃除機ではなく拭き掃除ロボットシリーズ「ブラーバ」の最新モデルを発表し、日から販売開始とのこと。 www.irobot-jp.com 私は去年の夏頃にお掃除ロボットを欲しくなり複数製品比較検討したのだが、結果としてお掃除ロボットではなく拭き掃除ロボットのブラーバに行き着いた。 拭き掃除ロボットはどういうものかというと、下の画像の通りゴミを吸うのではなく、専用のシートを使って床を拭いてくれるロボットだ。 なお上の写真の通り水を吹きかけながら拭き掃除するブラーバジェットと、吹きかけはない無印のブラーバがあり、私は後者を購入し、愛用している。 ルンバではなくブラーバを購入した理由 ブラーバを選定しそして満足して使い続けているのには大きく3つの理由がある。 ルンバは大きい&騒がしいのに対し、ブラーバは静か 拭き掃除でもホコリは十分取ることができる 水拭きされたフロ

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  • 外資コンサル流タスク管理は「完了基準」を考える - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    次のプロジェクトの実行計画・スケジュール・タスク作成を今行っているのだが、それに関連して失敗しない計画作りの勘所をお伝えしようと思う。 プロジェクト管理ツール WBS コンサルティング業界や、またはSIerさんなどのプロジェクト単位で働く企業では、WBSというプロジェクト管理ツールが使われるケースが多い。 WBSとは「Work Breakdown Structure」の略称で、プロジェクトにおける必要な作業(Work)を切り分けて(Breakdown)、それを構造化(Structure)したものを指す。 イメージで言えば、「何を」「いつまでにするのか」を管理するToDoリストに「誰がするのか」「いつ着手するのか」「どれぐらい時間がかかるのか」の情報を付加したものである*1。そしてそこまで情報が揃うとカレンダーとセットで管理できるので、WBSはガントチャートを内包することが多い。 なおWBS

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  • アラサーですがいまだにセカイ系が好きです - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    新海誠天気の子が公開された。たぶん、近々見に行くと思う(ので投稿は天気の子のネタバレ無しです)。 ただ、ネットで評判を見てみると、つまらないという意見もちらほら。 でも数字だけならば、出足は君の名よりも順調のようだ。 初日3日間で『君の名は。』対比128.6%となる16億円超えの興行成績を記録したことが分かった。 www.cinemacafe.net ではなぜ賛否分かれたり、つまらないという意見も多いかというと、きっとセカイ系を嫌いだという人、受け付けないといつ人が一定数いるからかもしれない。 セカイ系とは? オタク用語なのでいらない方も多いと思うが、2000年代に生まれたアニメや漫画ライトノベルなど業界での用語であり、Wikipediaには次の通り書かれている。 サブカルチャーを論じる評論家として注目を集めていた東浩紀を中心に発刊された『波状言論 美少女ゲームの臨界点』編集部注によ

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  • 主体的に生きるということ:「7つの習慣」と「夜と霧」と「東洋思想」 - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    読書の面白さの1つに、様々な書籍を読んでいると、時代や洋の東西、ジャンルが違っていたとしても、共通した考えや意見・主張を見つけられることが挙げられる。そういったものは「普遍的な教え」である可能性が高いとともに、一方でそれれはそれぞれ異なった書き方や切り口、文脈で説明してくれているわけであるから、多面的に学び取ることもできる。 今回は、そのような「普遍的な教え」だと思われる『主体的に生きる』ことについて、まとめてみたい。 主体的に生きるということ 主体的に生きるとは、自分で物事を選択し、行動していくということだ。 現状に対して言い訳をせずに何事も「自分ごと」と捉え、自らの行いの責任を自ら引き受け、他人や周囲に左右されずに自立して、真の意味で自由に生きるということだ。 7つの習慣に見る「主体的な生き方」 おそらく世界でもっとも読まれている自己啓発の1つである「7つの習慣」の冒頭に出てくる教え

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  • プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)の勘所と活用方法 - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)というビジネスフレームワークをご存知だろうか。 ボストンコンサルティングが提唱しGEが活用したことで非常に有名になったフレームワークなので、名前を聞いたことがある、またはどういうものなのか知っている、という方も多いのではないだろうか。 簡単に説明すると、主に複数事業を運営する企業が事業の選択と集中の意思決定の道具として使われるツールであり、縦軸「市場成長率」と横軸「相対的な市場シェア」のマトリックスで自社の事業を整理する方法である。 各事業は市場成長率の高低とシェアの高低の4マスのいずれかにプロットされることになるが(なおバブルチャートにして売り上げを合わせて見るケースが多い)その4マスは「花形」「金のなる木」「問題児」そして「負け犬」と呼ばれる。 それぞれの特徴は以下の通りである。 花形:市場の成長率が高く、自社のシェアも高い事業がプロッ

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  • 世代間の一票の格差は最大3.7倍!若者よ、選挙に行こう! - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    日曜日は参議院選挙の投票日である。 みなに等しく付与される投票券だが、人口と投票率の違いにより、20代と60代とでは、3倍も票の重みに格差があるのはご存知だろうか。 3倍の差。これは選挙においては壊滅的な差をもたらす。シンプルに言えば、20代と60代だけを切り取ると、20代1人と60代3人で多数決をしているようなものだ。 どうあがいても、勝てるはずがない。 実際の数字を見てみよう 以下は 直近の国政選挙であるH29年の衆議院選挙での投票率と、最新の人口であるH30年6月の人口をもとに試算した、次回の参議院選挙でも同様の投票率だった場合の年齢別の投票数と、一番ボリュームのある65-69歳の投票数を「1」とした時の各年齢区分別の割合だ(年齢区分が違うので、18-19歳と80歳以上における比較は割愛)。 年齢層 投票率 人口 想定投票数 65-69歳比 18-19 41.51% 2,316,40

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  • 素して行い自らを得る:論語に学ぶその1 - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    論語が好きな身として、前々から論語をテーマにしたブログを書きたいと思っていた。 新一万円札の顔になる渋沢栄一を引き合いに出すまでもないかもしれないが、論語を愛読する人は政治の世界でも経済の世界でも多く、またリーダー研修でも題材として使われもしており、21世紀の現代でも普遍的に読み継がれている実践的な書物である。 lightingup.hatenablog.com 私も好きな言葉がいくつもあり、ブログをはじめたのであれば紹介したいなと考えていた。しかしながら一方で、論語を語れる程の知識や経験をまだ持ち合わせていない身である。あくまで、論語がちょっと好きで、ちょっと知っているだけだ。 そのため、自分自身も論語を学びなおすという意味合いで、「論語に学ぶ」という副題を付けた。紹介したい論語の言葉はたくさんあるので、これからちょくちょくこのシリーズを続けていきたい。 素して行い自らを得る さて初回は

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  • セミナー/研修講師の心得とテクニック - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    職業柄人前で話をしたり会議のファシリテートをすることが多いのだが、それだけでなく、キャラも関係しているかもしれないが、私は社内外に対しセミナー/研修講師やワークショップ主催者として駆り出されて何かを伝えたり教えることがよくある。 経験値としては、規模感は数名〜30名程度で、講義形式で知識を教えるというよりも、ハンズオンで一緒に何かを行うという形式が多い。テーマはお客さんの業務プロセス変更に再してのトレーニングだったり、ユーザーサイドのちょっとしたテクノロジカルなツールの研修だったり、業務改善スキル習得のためのワークショップだったり。 「高度に専門的なことを教える」というよりも、「ちょっとだけ専門的なことや新しいことを」「実務で活用できるレベルになるまで習得してもらう」だったり、「今目の前で困っている課題に対して」「解決策を一緒に考え具体的なアクションプランに落とし込む」といった現場変革を得

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  • 最新の SaaS(Software as a Service)事情 - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    NewsPicで面白い記事を見つけた。 (Sponsored記事のため最後は求人広告やイベントに繋がるので、その点悪しからず) 「最新SaaS事情」と題され、インターネット経由で提供されるサービスであるSaaSをクライアントリレーションの文脈で「嘘のない、最高のビジネスモデル」と斬新な切り口で称し、解説している。 以下は記事のリード文の引用。 昨今よく耳にする「SaaS(Software as a Service)」。直訳すれば「サービスとしてのソフトウェア」、つまりは「インターネット経由で提供されるソフトウェア」のことだが、その真価を説明できる人間がどれほどいるだろう。 「SaaSは嘘のない、最高のビジネスモデル」と語るのは、急成長を遂げるSaaS企業のひとつであるFORCAS(ユーザベースグループ)代表の佐久間衡氏だ。 今や、ベンダーから提供されるSaaSの種類も徐々に増え、技術革新、

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  • 祇園祭に、京フレンチ - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    完全にただのレポです(レポとも言えない、ただの感想・・・)。 三連休利用してコンチキチンを聞きに京都の祇園祭に。 (あまり良い写真撮れなかった) ディナーは川床で風情を味わいたいと思いつつも雨がリスキーなので辞めておいて、せっかくなので美味しいものをべたいと思い、知り合いが薦めてくれた「祇園びとら、」という京フレンチのお店にお邪魔してきた。 祇園の町屋などが並ぶ一角にひっそりと門を構える、小ぶりな隠れ家的なレストラン。 まずはアミューズから。 手前からキス、カンパチ、エビとつぶ貝、奥はマッシュルーム+イカ。旬の魚介を少しづつ楽しめる構成。和のお皿もいいね。 続いて前菜はオープンサンド。左手はマスで、右手は鳥胸肉。卵の中には小さなマスの卵の乗った小さなオムレツ。オープンサンドと卵を一緒にべるととても心地よいハーモニーが。 続いては鰻と賀茂茄子のピューレ。夏らしい。 スープはかぼちゃのポ

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  • 生活の安定のための最低賃金アップの議論は明らかに論点が間違っている。論じるべきことは、いかに生産性を上げるかだ - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    興味深く、かつ鋭いコラムがあった。 首都圏青年ユニオンの事務局次長として労働問題に取り組んでいる方の記事だ。なおこのコラムの著者は1995年生まれらしい。素晴らしい若者だ。 4割超の人が最低賃金水準で働く現実。最賃はもはや家計補助賃金ではない hbol.jp 要点は以下の通りである。 まとめ:最低賃金をめぐる従来の「常識」が通用しなくなってきている今、「生活賃金=最低賃金」とするために、最低賃金を1,500円にするべきである かつて最低賃金、またはその付近の賃金で働くのは、家計補助のための主婦のパートや学生アルバイトが中心であった しかし最近では、最低労働賃金付近の従業員が激増しており、「最低賃金=家計補助賃金」と言えなくなってきた この原因は、「家計補助的労働者」ではない非正規労働者の増加と、最低賃金付近正社員の増加が要因である かつての常識が通用しなくなったので、「生活賃金=最低賃金」

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  • メールにおける FYI (For Your Information) の使い方に物申す - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    転送されてきたメールを開くと「FYI」とだけ書かれていることがある。 この FYI という単語。 For Your Information の略で「ご参考までに」という意味である。 英語の略称なので、外資系企業やグローバルにビジネスを展開している企業であれば日常的にメール転送時などに使われていることもあると思う。実際、私も前職のベンチャーでは見かけなかったが、コンサルティングファームに転職してからこの表現を知った。なお内資の客先でもメールで使われているのを目撃しているので、外資系企業だけの独自文化でもなさそうだ。 さてこの FYI だが、正直なところ、「FYI」とだけ書かれた転送メールが送られてくることを、私は非常に不快に感じている。 なぜならば、そのメールの情報がどうして私にとって必要なのか、そこからだけでは読み取ることができないからだ。 しかも、中には読んでもらうことを前提で FYI

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  • 採用面接で面接官は何を見ているのか(3)過去・現在・未来の一貫性 - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    夏休みが近づき、21年卒大学生/大学院生向けのサマーインターンのエントリーや選考も格化してきたであろう。 私の所属するコンサルティングファームでは、コンサルタント・シニアコンサルタントが10〜15分程度の1次面接の面接官を担当し、私もこれまで何回か担当してきた。 その経験を踏まえ、面接官がどういう視点で面接を行なっているのかを取りまとめようと思う。 なお全3回構成のうち今回は最後の第三弾。 第一弾ではコミュニケーション力を「自分が言いたいことを話すのではなく、相手が聞きたいことを話すこと」と定義しまとめ、 lightingup.hatenablog.com 第二弾では「結果ではなくどのように達成したかの再現性のあるプロセスを語る」という効果的な自己PR方法を解説した。 lightingup.hatenablog.com 今回は最終回として、説得力のある伝え方を考えてみる。 面接官は過去の

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  • 採用面接で面接官は何を見ているのか(2)定量情報に興味はない。結果ではなくプロセスを語れ - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    夏休みが近づき、21年卒大学生/大学院生向けのサマーインターンのエントリーや選考も格化してきたであろう。 私の所属するコンサルティングファームでは、コンサルタント・シニアコンサルタントが10〜15分程度の1次面接の面接官を担当し、私もこれまで何回か担当してきた。 その経験を踏まえ、面接官がどういう視点で面接を行なっているのかを取りまとめようと思う(全部で3回構成を考えており、今回は第二弾。第一弾ではコミュニケーション力を「自分が言いたいことを話すのではなく、相手が聞きたいことを話すこと」と定義してみた。興味のある方は下記ご参照ください)。 lightingup.hatenablog.com なお、業種業界や求める人物像によって見られるポイントは異なると思うが、1次面接ではソフトスキルが見られるケースが多いと思うので、ベーシカルな要素として、きっと多くの方の参考になるのではないかと考える。

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  • 相手が「聞きたい」と思っていることを話すための方法 - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    一昨日に、採用面接を題材に「ビジネスのコミュニケーションにおいては、自分が話したいことではなくて、相手が知りたいことを話すのが大事」と書いたのだが、 lightingup.hatenablog.com そうしたところ「相手が知りたいことを話せる人は稀有な存在」というコメントをいただいた。 採用面接で面接官は何を見ているのか(1)コミュニケーション力とは? - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき いやー、ビジネスの場においても相手が聞きたいことを話せる人ってのは稀有な存在。 2019/07/05 01:07 b.hatena.ne.jp そのような指摘を頂戴し、確かにそうかもしれないと痛感したとともに、一方で、ある程度は方法論もあるのではないかとも思い、考えてみたのでその結果をとりまとめてみる。 また採用面接の文脈であったので、面接時に取り組むべきことも合わせて

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  • 採用面接で面接官は何を見ているのか(1)コミュニケーション力とは? - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    多少のズレはあると思うが、21年卒大学生/大学院生向けのサマーインターンのエントリーや選考が始まったのではないだろうか。 (ちなみに一番若い大学3年生は1998年生まれ!信じられない!) 私は新卒コンサルではないので各社の新卒採用フローをよく知らないのだが、多くのコンサルティングファームはサマーインターンで一定数の内定を出すらしい。 コンサル第一志望の人であれば、早くも学部3年生/修士1年生の夏に就職先が決まり、就活終了となるわけである。 さて、私の所属するファームでは新卒採用の一次面接の面接官はシニアなコンサルタントとシニア手前のコンサルタントで行っており、私も人事から依頼を受ける場合がある。今シーズンも来週に半日面接官として拘束される予定だ。 さて、面接官を経験するというのもなかなか多くの気づきがあって面白い。 私のファームでは一次面接ではケースは行わず、10分~15分程度の短時間で人

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  • コンサルティングファームも事業会社 - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    今日はちょっとした小話を。 よくコンサルティングファームではない会社を、実業を行っていないコンサルと対比して事業会社と呼ぶ。 しかし私は最近「事業会社」という言葉をあまり使わなくなった。 そのきっかけとなったのは、とある社内での飲み会だ。 私の所属するファームのパートナー(割と偉い方のパートナーさん)と話していた時に、月並みな質問だったがそのパートナーに「これまで事業会社に移りたいと思ったことってなかったのですか?」と聞いてみた。 ※コンサルティングファームでパートナーとはファームの共同経営者を指す。端的に言えば会社の経営者のことだ すると、ちょっと予想外の答えが。曰く、 「フィールドを変えるなら、産学官の規模感で考えないと意味なくない?政治家になるとか、大学教授になるとか。コンサルは学のフリをしているけど、事業を営んでいるわけだし、いわゆる事業会社に移ったってやることは同じでしょ」とのこ

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  • ブログを開設してから少し賢くなったと思う:意図的戦略と創発的戦略 - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

    このブログは令和が始まった日に開設した。 ブログを書き始めてからちょうど2ヶ月経ったわけだが、1つ大きな変化が現れている。 最近、以前と比べて賢さレベルが上がっている気がする。 どういうことか、コンサルらしくインプットする力、思考する力、アウトプットする力の3つのポイントに添って、過去の記事を整理しながらまとめるとともに、最後にそこから言えることを考えてみた。 インプットする力 この2か月で事象から得られるインプット量が増えたと感じている。 これは、単に読書量が増えたとか、調べる量が増えたとか、それだけの話ではない。 日々の生活の中で物事を見るメッシュが細かくなったというか、ブログネタは無いかと探す意識により、日々の気づきが増えたということだ。 実際にいくつかの投稿した記事を振り返ってみよう。 例えば、こちら。飲店でその店の強さの源泉を考えてみた記事。 lightingup.hatena

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