ちょっと見たことある絵だなぁと思ったら『恋するヤンキーガール』と同じ作者だったんですね。 なんか好きだなぁと思っている絵って、そこまで超個性があるってわけでなくとも目を引いて手に取ることになるから不思議です。 そして、『双子コンプレックス』は作者のおりはらさちこ先生の関連作品4か月連続発売の一発目になっているようですね。 タイトルの通り、双子の兄妹あるいは姉弟が主人公の漫画で、性格は対照的なのにどこか似たところのある二人の関係が面白い作品だと思います。 家族や友人に仕事仲間それに兄弟。 人間関係にはいろいろと呼び名がありますが、双子という関係性にはもっと特別な何かを感じてしまいますよね。 僕にも兄弟はいますが、それがもし同い年の兄弟だったとしたら今とは違う関係だったのかなぁって思ってしまいます。 双子の兄弟がいる友人は何人かいましたが、案外当の本人たちはあまり特別だとは思っていなかったりす
映画『天気の子』より 新海誠監督の最新作『天気の子』がいよいよ公開されたのでさっそく観てきました! 前作の『君の名は。』がちょっと普通ではないレベルのヒット作になったこともあって、かなり期待のハードルが上げられていた作品だと思いますが、これだけはハッキリ言っておきます。 『天気の子』が間違いなく新海誠監督の最高傑作だと! まだ公開されたばかりなので最終的な評価がどのような形になるのかは定かではありませんが、個人的には少なくとも『君の名は。』の時よりも面白いと感じました。 最低でもあと2回は観に行こうって思うくらい。 『君の名は。』が比較的キャッチーで古典的なテーマの作品だったのに対して、『天気の子』にはもっと真新しい何かがあったように感じられたのがその最大の理由です。 だから目が肥えた人ほど『天気の子』の方が観ていて新鮮に感じられるのではないかと思います。 しかし、一方でかなり賛否の分かれ
体操漫画のレジェンド『ガンバ!Fly high』。 約20年前の漫画で今まで文庫化される気配もありませんでしたが、2020年の東京オリンピックの影響もあるのかこのタイミングで文庫化されることになりました。 恐らくですが、2020年の東京オリンピックの時期にちょうど作品全体のクライマックスであるシドニーオリンピックのエピソードが重なるように発売時期を調整しての発売なのではないかと推測されますね。 数少ない体操漫画なだけあって、多くの体操選手に影響を与えた『ガンバ!Fly high』は、日本体操界の第一人者である内村航平選手にとっても愛読書となっており、尊敬する体操選手として『ガンバ!Fly high』の藤巻駿を挙げているくらいです。 そんな『ガンバ!Fly high』を2020年の東京オリンピックまでの期間、少しずつ読み進めるのは悪くない趣向ですね! 今とは体操競技のルール自体が異なる時代の
本記事は将棋ラノベの名作である『りゅうおうのおしごと!』の魅力を、ネタバレ含む感想を交えて全力でオススメするレビュー記事となります。 まずは最年少竜王の九頭竜八一と、その弟子である雛鶴あいの物語のプロローグとなる1巻目となります。 ? 本作の概要 あらすじ(ストーリー) ピックアップキャラクター 九頭竜八一 雛鶴あい ネタバレ含む感想 師匠への恩返し 押しかけ弟子の入門試験 あいの金沢カレー 研修会試験とあいの両親 シリーズ関連記事リンク 本作の概要 あらすじ(ストーリー) 将棋界の2大タイトルのひとつである竜王に史上最年少の16歳でなった若き天才。それが主人公の九頭竜八一となります。 しかし、竜王になってからはタイトルホルダーらしい将棋を求めるあまり、公式戦11連敗してしまうほどの大きなスランプに陥ってしまっていました。 そんなある日、八一の自宅に見知らぬ女子小学生が押しかけてきます。
こんにちは! 昨年からアップルウォッチを使い始めたあるいはと申します。 突然ですが、最近は腕時計をしていない人って多いですよね。 昔は腕時計をしていない大人なんていないような時代もあったと思いますが、携帯電話、そしてスマホの普及で必ずしも必要なツールでは無くなったのがその背景にあるのは間違いないでしょう。 それが、最近ではスマートウォッチの登場で腕時計をしている人を見かけることが増えたような気もします。 まだまだ少ないとはいえ、出始めの頃に比べるとかなりスマートウォッチの着用者も増えましたからね。 しかし、中にはアナログな時計が必要なシーンがあるのも事実です。 そして、とある理由から僕は普段着用しているアップルウォッチとは別に懐中時計を使用するようになりました。 本記事では、スマートウォッチ着用者がサブで持つ時計として、意外にも懐中時計が優れているということについて言及していきたいと思いま
『それでも歩は寄せてくる』は、『からかい上手の高木さん』で有名な山本崇一朗先生の新作漫画ですね。 山本崇一朗先生の作品は『からかい上手の高木さん』以外にもあるのに何故『からかい上手の高木さん』を引き合いに出したかといえば、この『それでも歩は寄せてくる』が方向性は違うものの『からかい上手の高木さん』によく似ている所があると思ったからです。 そんな風に言うとまた似たような漫画なのかと思う人もいるかもしれませんが、からかい上手で小悪魔的な高木さんと違って、本作品の八乙女うるしはからかわれる側の可愛らしさがあって、似ているものの受ける印象はかなり違うのが興味深いと思います。 まあ、からかわれているのではなく、結果的にそうなってしまっているだけなのですが。(笑) なぜか将棋が題材になっているところも面白いですよね。 僕は囲碁や将棋といった盤上遊戯をテーマにした漫画が好きなので興味を持ったのですが、ガ
マルタの妹でオタクっ娘のラケルが初登場した前巻。 そんなラケルが表紙の3巻ですが、照れ気味のマルタが可愛らしいですね。 『くーねるまるた』という作品においては珍しい感じな気がしますが、そういう変化も面白いと思います。 マルタはわりと最初から日本に馴染んでいる感じでしたが、まだ馴染み切れていないラケルの反応が新鮮なところが見所ですね。 ? 本作の概要 本作の見所 お箸の使い方 お茶碗とふりかけ 秋葉原 パネトーネとボーロ・レイ 春の七草ピザ 栗のラテ 判子 恵方巻き謝肉祭ver. 白米の食べ方 特製ワサビ巻き 豊洲市場 鮟鱇の和風リゾット 鈴カステラ 東京都薬用植物園 総括 本作の概要 今巻のマルタは基本ラケルと共に行動しています。 いつもとは違う姉としての表情を見せるマルタが、よく知っているキャラクターなだけに新鮮に感じられます。 マルタはかなり貪欲に日本文化に触れようとする性質ですが、場
ついに『響け!ユーフォニアム』も最終巻。 約6年で短編含め全10巻。 黄前久美子の高校三年間の物語もこれにて完了となります。 最初は初々しい新入生だった黄前久美子が、三年生の部長になった『決意の最終楽章』も後半戦となります。 頼れる先輩が眩しく見える後輩だった黄前久美子が、頼れる先輩になりつつも今までとは違う吹奏楽部に戸惑い、悩み、頑張る姿が尊いです。 また、一年生二年生の時はどちらかといえば、巻き起こるトラブルに関わりつつも当事者ではなかった黄前久美子が、似たようなトラブルの当事者になってしまっているところが興味深いですね。 黄前久美子と黒江真由のソリを巡る争いは、かなり形は違えども一年生時の高坂麗奈と中世古香織のソロを巡る争いを彷彿とさせますし、黄前久美子と高坂麗奈の対立は傘木希美と鎧塚みぞれのことを思い起こさせます。 ? 本作の概要 本作の見所 コンクールへのこだわり 部長失格 田中
実は手塚治虫の漫画でまともに全巻読んだことがあるのは『ブラック・ジャック』だけなのですが、テヅコミの単行本には興味津々だったりします。 『亜夜子』は手塚治虫先生の『奇子』を原作とし、現代的なアレンジを加えられた作品となります。 前述した通り、『ブラック・ジャック』しか読んでいない僕は原作の『奇子』を知りませんが、舞台や登場人物の名前、そして役割にアレンジが加えられているようです。 1巻では現在からみて14年前の話になっているようで、だから作中の登場人物がガラケーを使っています。 つまり、作中の時間経過とともに現在に向かってくるということなのだと思いますが、そういう細かい配慮が良いと思います。 ちなみに、原作となる『奇子』についてはタイトルこそ知っていたものの、何となくダークでエロいイメージであまり好きではないジャンルっぽい上に古い作品なので読もうと思ったことはありませんでした。 しかし、テ
この間まで『金色のガッシュ!!』を全巻レビューしてきたあるいはと申します。 レビューにあたり久々に読み返しましたが、本当に完成度の高い面白い作品ですよね。 非常に多くのキャラクター。人間・魔物ペアが登場するので、読み返すたびに新しい発見があるのが楽しいです。 もともとあまり意識していなかったエピソードを面白いと感じるようになっていたり、今まで特にお気に入りというわけではなかったキャラクターに魅力を感じたり、もちろん今まで良いと思っていたエピソードやキャラクターの良さを再認識したり。 全巻読み終えて、更にレビュー記事まで書き終えた今。個人的にかつて無いくらいに『金色のガッシュ!!』への熱が再燃しています。 そんなテンションで本記事では、『金色のガッシュ!!』に登場する人間・魔物ペアの私的ランキングを紹介していきたいと思います! 「メインキャラクターの一部が含まれていないのでは?」と思う人もい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く